教員を目指している人
このような悩みを解決できる記事を書きました。
今回は、福井県教員採用試験の「教職・一般教養」をテーマに話していきます。
福永
結論からいうと、出題範囲を知りましょう。
そのためには、過去問を分析することが必要です。
教員を目指している人
こう思うかもしれませんが、初めに過去問をやってください。
別に解く必要はないですよ。
問題を見て、「何が(どこが)出ているのか」を知るために使うからです。
本記事を読めば、出題範囲を知ることができますよ。
読み込むことで、「どこから勉強すべきか」が解決!すぐに勉強を始められます。
さっそく、まとめていきますね。
タップできる「もくじ」
福井県教員採用試験 教職・一般教養の傾向
- 試験科目
- 出題傾向
- 合格点(ボーダー)
それぞれ解説していきます。
傾向①:試験科目
- 教職科目
- 一般科目
試験では、この2科目から出題があります。
どちらの科目もさらに細かく分類され、全部で15科目以上。
すべてを勉強するのは、時間的に厳しいので、傾向を押さえた勉強が必要です。
教職科目
教員として必要な知識や資料から出題があります。
主な科目は次のとおり。
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育史
- 教育時事
この他に、「福井県の教育に関する施策」なども出題されていますよ。
出題数が多いので、優先的に勉強しましょう。
関連記事:【まとめ】教員採用試験 教職教養を対策せよ|特徴や勉強方法を解説!
一般科目
中学~高校で勉強した科目から出題があります。
簡単にいえば、科目の多いセンター試験みたいな感じですね。
- 人文科学:国語や英語
- 社会科学:歴史や政治経済
- 自然科学:数学や物理
馴染みのある科目ですね。
その他に「社会時事(今起こっている出来事)」や「福井県に関する問題」なども出ていますよ。
関連記事:教員採用試験 一般教養の科目を解説【ない自治体も】
傾向②:出題形式
- 試験時間:60分
- 問題数:34問
2020年(令和3年度)から、一般教養と教職専門、それぞれで実施していた試験を、「一般・教職」と1つにまとめて実施となっています。
出題形式は空欄補充や正誤問題。
多くはマークシートですが、一部、記述式の問題もあり。
計算問題が多いため、試験時間を意識しておく必要がありますよ。
傾向③:合格点(ボーダー)
合格点は公表されていません。
受験した方の情報をまとめると次のとおり。
専門で7割以上あると、50点~55点あたりで合格している。
専門の配点が2倍あるため、ここで点数を取れると、教養は60%あれば合格できそうです。
目安としてください。
福井県教員採用試験 教職・一般教養の過去問
- 2020年(令和3年度)
- 2019年(令和2年度)
実際に、出題された問題をまとめています。
形式や内容の確認をしてみましょう!
2020年(令和3年度)
2019年(令和2年度)
なお、過去6年間の出題分野を「福井県教員採用試験 出題範囲を公開」でまとめています。
「何からすればいいの?」と悩んでいる場合に有効なデータですよ。
詳しくはこちらをどうぞ。
福井県教員採用試験 教職・一般教養の対策法
教養試験の勉強は楽することが可能です!
そのためには、次の2つを知りましょう。
- 科目ごとの出題数
- 頻出分野
これを知れば、最低限の努力で、教養試験を攻略することができますよ!
特別に無料公開するので、参考にどうぞ!
科目別出題数
結論からいうと、全科目を勉強する必要はありません。
理由は次の2つ。
- 合格点は60点
- 科目によって、出題数が違う
なので、出る科目を中心に、6割ほどの勉強をすればOKです。
福永
なので、必要な科目を、必要な部分だけ勉強することがポイント!
そのためには、科目ごとの出題数を把握して、科目分けをする必要があります。
過去3年間の科目別出題数がこちら。
科目 | 2020 | 2019 | 2018 |
---|---|---|---|
教育原理 | 7 | 16 | 21 |
教育法規 | 1 | 2 | 4 |
教育心理 | 5 | 13 | 6 |
教育史 | 1 | 4 | |
教育時事 | 1 | 5 | 4 |
ローカル | 4 | 3 | 1 |
国語 | 4 | 5 | 5 |
英語 | 2 | 4 | 4 |
倫理 | 1 | 1 | |
美術 | 1 | 1 | |
保健体育 | 1 | ||
技術家庭 | 1 | ||
日本史 | 1 | 2 | |
世界史 | 3 | 2 | |
地理 | 1 | 3 | 1 |
政治 | 3 | 3 | |
経済 | 1 | 1 | 5 |
数学 | 3 | 10 | 9 |
物理 | 1 | 1 | |
化学 | 1 | 1 | 2 |
生物 | 1 | 1 | 1 |
地学 | 1 | 1 | 1 |
一般時事 | 3 | 2 |
まずは、この表をもとに、勉強する科目を決めましょう。
僕が勉強するなら、次の4科目を優先しますよ。
- 教育原理
- 教育心理
- 国語
- 数学
本当は、政治経済も組み込みたいけど、若干、出題形式が変わっているので、ガッツリ勉強するのは得策じゃないかと。
ただ、今まではコンスタントに出題されているので、優先度は高くていいと思います。
こんな感じで、何を勉強するのか決めていきましょう!
頻出分野
結論からいうと、科目ごとに「出る部分・出ない部分」がありますよ。
それを知っておけば、無駄を減らすことができます。
例えば、国語。
- 古文
- 日本文学
この2つは、勉強したほうがいいですよ。
理由は、出るから。
具体的な根拠がこちら。
これは過去6年間の出題分野を一覧にしたデータです。
見てのとおり、古文と日本文学は100%出ていますよね。
単語や読み方を知っておけば解ける問題もあるので、サクッとやるといいですよ。
また、日本史や世界史はノータッチでいいかと。
理由は、出題数も少ないし、範囲が読めないから。
これも、具体的な根拠を見せていきます。
見てのとおり、範囲が広いわりに、頻出部分がわからないですよね。
こういった科目を全部やったとしても効率が悪いです。
福永
このように、科目によって、頻出分野があったり、なかったりします。
「頻出分野がない=勉強がしにくい」ので、捨て科目か直前期に詰め込む程度でいいです。
なお、こういった過去6年間の頻出分野を「福井県教員採用試験 出題範囲を公開」でまとめています。
手っ取り早く勉強ができるので、効果的に活用してくださいね。
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効果的な覚え方
結論からいうと、復習がポイントです。
暗記部分が多いので、復習をしないと、まったく覚えることができません。
しかし、復習のタイミングや方法を知らないとできませんよね。
「【勉強法】教員採用試験 覚え方を解説|復習が重要です!」で詳しく解説しているので、暗記方法に不安のある人は参考になるかと。
テキストも重要
使いやすいテキストを使いましょう。
- 参考書
- 問題集
- 過去問題集
テキストといっても、種類はたくさんありますよ。
ダメなのは、なんでも1冊で終わらせようとすることです。
科目によって、効率も変わってくるので注意しましょう。
おすすめのテキストを「【キャリア11年目の僕が選ぶ】教員採用試験 おすすめの参考書3選」で紹介しています。
※2020年9月17日現在、検索1位です
ぜひ、参考にどうぞ!
福井県教員採用試験 教職・一般教養まとめ
本記事では、福井県教員採用試験の一般・教職教養をまとめていました。
2020年から試験形式が変わっています。
しっかり、傾向を把握して勉強することが大事ですよ。
勉強に必要な情報をまとめているので、何度も読み返しましょう。
そうすれば、何をすれば点数が取れるのかわかるはず。
まずは、過去の出題傾向を把握して、勉強するようにしましょう。
過去6年間の頻出分野を「福井県教員採用試験 出題範囲を公開」でまとめています。
手っ取り早く勉強ができるので、効果的に活用してくださいね。
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