どうも福永( @kyosai365)です。
今回は、「群馬県教員採用試験の一般・教職教養」をテーマに話をしていきます。
ここで書いている内容は、一通り勉強をした方向けです。初めて勉強する人には少し難しいかもしれません。
悩む人
効率よく勉強をしていますか?
一般・教職教養は、科目数も出題範囲も膨大なため、全てを勉強することは難しいです。
そのため「出る科目・出ない科目の見極め」や「頻出分野の把握」をして、必要な部分に特化して勉強することがポイント。
過去の出題範囲を交えながら解説していきます。
福永
さっそく、まとめていきますね。
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【出題範囲の理解】群馬県教員採用試験 一般・教職教養の対策法
勉強するときに「パレートの法則」を意識していますか?
パレートの法則は「出題されることの8割は全体の2割」というもの。
これを意識することが、効率よく勉強をするうえで重要です。
例えば、問題集(100問)があれば、試験で必要な部分は20問程度しかないってことです。残りの80問は試験に出ないので勉強は必要ありません。
しかし、不安のあまり必要のない80問に全力を出してしまう人は多いです。これだと、どれだけ時間をかけて勉強しても点は取れないですよね。
なので、必要な2割を把握することが、正しい方向を知るうえで大切なのです。
必要な2割を理解する
例えば、教育法規はどの条文から覚えていますか?
結論をいうと、「地方公務員法」と「教育基本法」の2つを優先すると効率的です。
過去5年間の出題範囲がこちらです。
地方公務員法は100%出ているため、全力投球しても十分ですね。
もし、学校教育法や学校保健安全法を優先していたら、方向性が少しズレていると思いますよ。
一般教養も傾向がある
他にも数学なら、「図形」が100%、確率が3年連続で出題されているため、優先してやるといいですね。
100問あっても、全てをやる必要はありません。
大切なことはは「出る部分を重点的にやること」です。それが出来れば点数が取れる勉強になりますよ。
なお、全科目の出題データ6年分を群馬県教員採用試験 一般・教職教養マニュアルで公開しています。
時間を見つけて確認してみてくださいね。
群馬県教員採用試験 一般・教職教養の傾向
ここでは、これから勉強する人向けに「試験科目」や「出題傾向」をまとめています。
試験科目
- 教職教養
- 一般教養
この2つから出題があります。
問題数は36問程度で、一般教養の比重が大きいです。
試験時間は60分。
教職教養
教職教養は次の科目で構成されています。
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育時事
「学習指導要領」や「生徒指導」など、教員として知っておくべき知識のことです。
特徴は、1科目あたりの出題数が多いことです。
過去3年間の出題数をまとめました。
科目 | 2020 | 2019 | 2018 |
---|---|---|---|
教育原理 | 8 | 9 | 8 |
教育法規 | 3 | 2 | 4 |
教育心理 | 2 | 2 | 2 |
教育時事 | 4 | 3 | 3 |
上記のとおりです。参考にしてみてください!
優先的に勉強しましょう!
一般教養
一般教養は次の科目で構成されています。
- 人文科学:国語、英語
- 社会科学:歴史、地理、政経
- 自然科学:数学、理科
中学~高校で勉強した科目から出題があります。
特徴は、試験科目が多いことです。出題範囲も膨大のため必要な部分を把握して勉強しましょう。
過去3年間の出題数をまとめました。
科目 | 2020 | 2019 | 2018 |
---|---|---|---|
国語 | 4 | 4 | 4 |
英語 | 4 | 4 | 4 |
数学 | 4 | 4 | 4 |
日本史 | 1 | 1 | 1 |
地理 | 1 | – | 1 |
政治 | 1 | 1 | 1 |
経済 | 1 | 2 | 1 |
物理 | 1 | 1 | 1 |
化学 | 1 | 1 | 1 |
生物 | 1 | 1 | 1 |
地学 | 1 | 1 | 1 |
上記のとおりです。参考にしてみてください!
出題形式
全問マークシート形式です。
出題は主に次の3つ。
- 正しいものの組合せ
- 正しいものを選ぶ
- 空欄補充
5つの選択肢から1つを選んで記入しますよ。
配点は1問2点~3点で、合計100点です。
群馬県教員採用試験 一般・教職教養の過去問
過去問は教育委員会のホームページからダウンロードできます。
引用しておくので、参考にどうぞ!
2020年(令和3年度)
2019年(令和2年度)
2018年(平成31年度)
なお、過去6年間の出題範囲を「群馬県教員採用試験 一般・教職教養マニュアル」で公開しています。
時間があるときにでも見てください。
群馬県教員採用試験 一般・教職教養まとめ
本記事では、群馬県教員採用試験の一般・教職教養をまとめていました。
効率よく勉強するには、今やっている範囲が正しいのかを把握することがポイントです。
どれだけ時間を使っても、出ない部分を勉強したら意味がありません。
とりあえず勉強をすることは大切ですが、道を踏み外さないように注意しましょう。
正しい道しるべを「群馬県教員採用試験 一般・教職教養マニュアル」で公開しています。
今やっている勉強で不安な人は参考になると思いますよ。
本記事は以上です。