【倍率は低い?】岩手県教員採用試験の合格に必要な内容と対策法を解説

岩手県教員採用試験の対策 (1)

大学生

岩手県の教員を目指しています。岩手県の倍率は全国的に低いのでしょうか?また、どんな試験が出るのか知りたいです。

試験を受けるなら倍率は低い方が嬉しいですよね。

全国的に倍率はさがり続けているのが現状です。

 

福永

この記事を書いている僕は、大学などで教採指導歴12年目。月間平均アクセス数15万の総合サイト「教採ギルド」の運営をしています。

 

今回は岩手県教員採用試験を目指す方向けに、過去の実施結果を教科ごとにまとめています

試験内容や傾向にも触れているので、すぐに対策をはじめることができますよ。

最初に言っておくと、岩手県の倍率は全国平均より低いです

岩手県教員採用試験とは|概要(日程や年齢制限)を確認しよう。

教員採用試験とは公立学校の正規教員を決める試験です。

試験は都道府県・政令市の教育委員会ごとに実施しているので岩手県の場合は、岩手県教育委員会が試験を行います

年齢制限

59歳まで受験することができます。

令和4年度の場合は「昭和37年4月2日~に生まれた人」が対象です。

基本的に年齢要件はやさしいので、教員免許を持っていれば誰にでもチャンスがありますよ。

試験日程

流れ 日程
出願 令和3年4月22日~5月12日
一次試験 令和3年7月17日(土)
合格発表 令和3年8月19日(木)
二次試験 令和3年8月下旬~10月上旬の指定された日
最終合格 10月20日(水)

 

試験は都道府県・政令市ごとに行うので、日程が被っていなければ複数受験もできます

他自治体の日程を知りたい場合は、下記記事をご覧ください。

【都道府県別】2022年度教員採用試験の日程を徹底解説【全国一覧】

採用数と募集教科

令和4年度は全体で280人の採用を予定していて、昨年度より50名減少しています。

昨年度は募集がなかった高校公民や地学が復活される一方で栄養教諭は募集されません。

校種・教科によっては募集されない場合もあるので、注意が必要です。

【実施結果】岩手県教員採用試験の倍率推移を教科別に解説!

岩手県教員採用試験の倍率

令和3年度(2021年度)の全体倍率は3.3倍で、前年度(3.6倍)から減少しました。

校種ごとにみると、

  • 小学校:2.3倍
  • 中学校:3.6倍
  • 高等学校:7.9倍
  • 特別支援学校:3.1倍
  • 養護教諭:2.1倍
  • 栄養教諭:10.0倍

となっています。

過去の実施結果を校種・教科別にまとめているので参考にしてください。

令和3年度(2021年度)の倍率

小学校 / 中学校

教科 受験者 合格者 倍率
小学校 327 145 2.3
国語 33 8 4.1
社会 55 17 3.2
数学 29 10 2.9
理科 25 8 3.1
音楽 13 3 4.3
美術 4 1 4.0
保健体育 51 14 3.6
技術 4 1 4.0
家庭 5 2 2.5
英語 48 11 4.4

高等学校

教科 受験者 合格者 倍率
国語 35 5 7.0
日本史 14 1 14.0
世界史 8 1 8.0
地理 8 2 4.0
政治経済  –
倫理  –
数学 41 6 6.8
物理 12 1 12.0
化学 17 2 8.5
生物 9 1 9.0
地学  –
音楽 8 1 8.0
美術 5 1 5.0
書道 4 1 4.0
保健体育 67 4 16.8
家庭 7 1 7.0
英語 24 3 8.0
農業 8 1 8.0
商業 15 3 5.0
工業 10 1 10.0
水産 2 0
情報 5 1 5.0
福祉

特別支援学校 / 養護教諭 / 栄養教諭

校種 受験者 合格者 倍率
特別支援学校 76 25 3.0
養護教諭 85 41 2.1
栄養教諭 10 1 10.0

令和2・平成32年度(2020年度)の倍率

小学校 / 中学校

教科 受験者 合格者 倍率
小学校 374 140 2.7
国語 31 10 3.1
社会 57 18 3.2
数学 35 9 3.9
理科 24 10 2.4
音楽 10 2 5.0
美術 9 2 4.5
保健体育 64 15 4.3
技術 4 1 4.0
家庭 5 1 5.0
英語 58 12 4.8

高等学校

教科 受験者 合格者 倍率
国語 39 5 7.8
日本史 15 0
世界史 7 1 7.0
地理 7 1 7.0
政治経済 11 2 5.5
倫理 1 1 1.0
数学 48 6 8.0
物理 13 2 6.5
化学 15 2 7.5
生物 12 2 6.0
地学 1 0
音楽 14 1 14.0
美術 7 1 7.0
書道 6 1 6.0
保健体育 71 3 23.7
家庭 8 1 8.0
英語 23 6 3.8
農業 12 2 6.0
商業 15 2 7.5
工業 9 2 4.5
水産 2 1 2.0
情報 7 1 7.0
福祉 4 1 4.0

特別支援学校 / 養護教諭 / 栄養教諭

校種 受験者 合格者 倍率
特別支援学校 80 32 2.5
養護教諭 89 42 2.1
栄養教諭 14 2 7.0

平成31年度(2019年度)の倍率

小学校 / 中学校

教科 受験者 合格者 倍率
小学校 408 150 2.7
国語 33 9 3.7
社会 74 18 4.1
数学 56 10 5.6
理科 34 9 3.8
音楽 17 2 8.5
美術 8 3 2.7
保健体育 80 17 4.7
技術 4 2 2.0
家庭 4 1 4.0
英語 62 14 4.4

高等学校

教科 受験者 合格者 倍率
国語 42 8 5.3
日本史 16 1 16.0
世界史 7 2 3.5
地理 7 1 7.0
政治経済 14 2 7.0
倫理 1 0
数学 65 8 8.1
物理 11 1 11.0
化学 19 3 6.3
生物 10 2 5.0
地学 1 0
音楽 11 1 11.0
美術 12 1 12.0
書道 4 1 4.0
保健体育 74 2 37.0
家庭 11 2 5.5
英語 28 7 4.0
農業 14 2 7.0
商業 20 2 10.0
工業 17 5 3.4
水産 2 1 2.0
情報
福祉 1 0

特別支援学校 / 養護教諭 / 栄養教諭

校種 受験者 合格者 倍率
特別支援学校 90 38 2.4
養護教諭 82 40 2.1
栄養教諭 17 3 5.7

平成30年度(2018年度)の倍率

小学校 / 中学校

教科 受験者 合格者 倍率
小学校 447 151 3.0
国語 56 13 4.3
社会 68 13 5.2
数学 59 7 8.4
理科 44 15 2.9
音楽 21 2 10.5
美術 10 2 5.0
保健体育 88 8 11.0
技術 6 3 2.0
家庭 8 2 4.0
英語 68 11 6.2

高等学校

教科 受験者 合格者 倍率
国語 50 8 6.3
日本史 21 1 21.0
世界史 10 1 10.0
地理 5 1 5.0
政治経済 15 3 5.0
倫理 2 0
数学 62 8 7.8
物理 11 2 5.5
化学 18 2 9.0
生物 13 2 6.5
地学 1 0
音楽 13 2 6.5
美術 12 1 12.0
書道 12 0
保健体育 94 3 31.3
家庭 14 2 7.0
英語 30 8 3.8
農業 10 2 5.0
商業 18 2 9.0
工業 14 5 2.8
水産 1 1 1.0
情報
福祉

特別支援学校 / 養護教諭 / 栄養教諭

校種 受験者 合格者 倍率
特別支援学校 114 39 2.9
養護教諭 96 35 2.7
栄養教諭 25 1 25.0

平成29年度(2017年度)の倍率

小学校 / 中学校

教科 受験者 合格者 倍率
小学校 519 150 3.5
国語 56 7 8.0
社会 87 10 8.7
数学 60 10 6.0
理科 52 9 5.8
音楽 19 2 9.5
美術 10 1 10.0
保健体育 94 5 18.8
技術 10 2 5.0
家庭 9 1 9.0
英語 75 11 6.8

高等学校

教科 受験者 合格者 倍率
国語 46 8 5.8
日本史 25 2 12.5
世界史 7 1 7.0
地理 5 1 5.0
政治経済 13 1 13.0
倫理 2 1 2.0
数学 58 8 7.3
物理 12 2 6.0
化学 16 3 5.3
生物 14 2 7.0
地学
音楽 16 1 16.0
美術 15 1 15.0
書道
保健体育 104 3 34.7
家庭 12 2 6.0
英語 36 6 6.0
農業 12 2 6.0
商業 22 3 7.3
工業 18 6 3.0
水産 2 0
情報
福祉

特別支援学校 / 養護教諭 / 栄養教諭

校種 受験者 合格者 倍率
特別支援学校 116 35 3.3
養護教諭 89 34 2.6
栄養教諭 21 2 10.5

 

他自治体の倍率を知りたい場合は、下記記事をご覧ください。

【全国】教員採用試験 倍率一覧|都道府県ごとの推移を徹底解説!

【傾向と対策】岩手県教員採用試験の内容はこれだ!

岩手県教員採用試験の内容

教員採用試験は、筆記だけでなく面接や論文など幅広い試験が課せられます。

自治体によって試験内容は異なるので、必ず内容を理解してから対策することが大切です。

一次試験の内容

  • 教科等専門(専門教養)
  • 小論文試験
  • 教職専門(一般教養)

筆記試験がメインに実施されます。

それぞれ特徴を解説していきます。

教科等専門

志望する教科に関する専門的知識を問う試験です。

  • 試験時間:90分
  • 出題形式:記述式

配点は200点満点で、教養試験の3倍もあります!

この教科等専門で点数を取れると合格に近づくため重要です。

おすすめの参考書や勉強方法を知りたい場合は、下記記事をご覧ください。

【3分で理解】教員採用試験 専門科目の勉強法を4ステップで解説

【2022年度】教員採用試験のおすすめ参考書と選び方を解説【独学者必見】

小論文試験

テーマから、自分の考えや客観的事実(データなど)をもとに論じる試験です。

  • 試験時間:70分
  • 文字数:1,000字

文章を書くだけでなく表現力や教育観なども必要なので、苦手意識がある場合は早めに対策するようにしましょう。

配点は40点ほど。

過去問や傾向を知りたい場合は、下記記事をご覧ください。

【岩手県教員採用試験】論文の過去問|評価を上げるコツは文字数が重要

教職専門

学習指導要領や生徒指導などの教員として必要な知識を問う試験です。

  • 試験時間:60分
  • 問題数:60問

1問1分ペースで解いていかないと時間が足りません。

配点は1問1点の60点満点です。

試験科目や対策法を知りたい場合は、下記記事を参考にしてください。

【岩手県教員採用試験】教職教養の合格ラインは高い?対策法を徹底解説!

二次試験の内容

  • 個人面接
  • 模擬授業
  • 実技試験

人物や専門性に関する試験が実施されます。

特徴は次のとおり。

個人面接

質問を通して受験者の、

  • 教員としての資質
  • 一般常識・態度
  • コミュニケーション能力

といった人間性を見る試験です。

面接は1人2回行われ、模擬授業の点数も加えたA~Eの5段階評価で判断します。

模擬授業

与えられたテーマに沿った授業を行なうことで、教師としての専門性や指導技術などを評価する実践系の試験です。

実技試験のある科目を除く校種・科目で実施。

  • 試験時間:5分~10分
  • 面接官:2人

高校の場合、模擬授業に関する質問もあります。

実技試験

教科に応じた専門技術力や知識を問う実践系の試験です。

模擬授業のない科目で実施。

これらの試験に合格すれば、採用候補者として名簿に記載されます。

その後面談などを通して翌年4月1日から勤務です。

【岩手県教員採用試験】合格に向けて準備をはじめよう

岩手県教員採用試験の対策

倍率は下がり続けています。

そのため、以前に比べると合格しやすくなりました。

しかし、試験内容は幅広いため計画を立てて対策することが大切です。

ノープランで何となく対策しても意味がありませんよ。

使える時間を有効活用して準備をはじめてください。