教員を目指している人
勉強をするうえで、過去問の取り扱いは重要なので、「いつ」やるのかは気になるところですよね。
そこで、この記事では、「いつから過去問を使うべきか」というテーマで解説していきます。
福永
結論を先に言うと、過去問は1番最初に使いましょう!
なぜなら、勉強の方針を決めるためです。
この理由と、過去問を使う注意点も含めつつ解説していくので、参考にしてみてくださいね。
それでは、見ていきましょう!
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【いつから?】教員採用試験の過去問は最初にやるべき3つの理由
- 出題範囲を絞るため
- レベルや形式の把握
- やるべきことをしるため
順番に解説します。
理由①:出題範囲を絞るため
志望先の過去問は、一番はじめに使いましょう!
なぜなら、出題傾向を知るためです。
例えば、教養試験は15科目、くらいあるんですが、出る科目・出ない科目があります。
出ない科目に時間を使っても損ですよね。
出題傾向を絞ることで、効率よく勉強をすることができますよ。
そのため、最初に過去問を使うべき!
理由②:レベルや形式の把握
過去問を最初に使うことで、出題レベルや形式の確認をすることができます。
マーク式であれば、うろ覚えでも対応できますが、記述式だと完璧が求められますよね。
英語を例に出すと、スペルを正確に書く必要があるか、どうかです。
記述式なら、書く練習も必要ですね。
出題形式やレベルを知るためにも、最初に過去問を使いましょう!
理由③:やるべきことを知るため
過去問を最初に使って、今の実力を知りましょう!
そうすることで、今後の方向性を決めることができるからです。
例)英語の志望者
- 佐藤くん:センター試験9割、英検1級所持
- 田中くん:センター試験5割、英検2級所持
佐藤くんと田中くんは同じ勉強をすべきでしょうか?
しても意味がないですよね。
佐藤くんは、確実に基礎力はあるけど、田中くんは基礎も怪しいレベルです。
今の実力を知ることで、何から勉強すべきかを知ることができますよ!
そのためには、最初に過去問を使うことが重要です。
教員採用試験 過去問はいつから使う?注意点がありますよ。
- 傾向を知ったら、必要ない
- 全国の問題を使え
1つずつ解説します。
傾向を知ったら、必要ありません。
出題傾向を知ったら、過去問を勉強する必要はありません。
なぜなら、同じ問題は出ないからです。
出ない問題を勉強しても意味はないですよね。
それなら、出る可能性が高い問題を勉強した方が効果的です。
あくまで、過去問は「こういった問題がでるから対策しておけよ」というメッセージ的なものですよ。
なので、出題傾向を知ったら、過去問は封印してOK。
全国の問題を使え
過去問は2種類あります。
- 志望先の過去問
- 全国の過去問
勉強すべきは、全国の過去問!
知識は問題形式で覚えるのが、最も効果的だからです。
また、他自治体で出ていた問題が、出ることはよくありますよ!
出題傾向はあるけど、教員として知っておくべき知識は同じですからね。
なので、全国の過去問を使って、勉強してください!
いつからすべき?教員採用試験 過去問まとめ
この記事では、過去問はいつから使うのが正解か。というテーマでまとめていました。
大切なことなので、繰り返しますが、過去問は最初に使いましょう!
理由は、次の3つです。
- 出題範囲を絞るため
- レベルや形式の把握
- やるべきことをしるため
勉強ができない、点が取れない人ほど、最後まで過去問を勉強しています。
使い方が違っているので、点は取れませんよ。
過去問は傾向を知る道具ということを覚えておきましょう!