神奈川県教員採用試験の一般教養は何から、どこから勉強すればいいかを解説

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かなこ
かなこ

神奈川県の教員を目指しています。一般教養は試験科目が多くて何から手をつけていいか悩んでいます。あまり勉強は得意ではないので、裏技というか簡単にできるコツが知りたいです。

このような悩みを抱えている方、どうも福永です。

今回は神奈川県教員採用試験の一般教養・教職専門の勉強方法を解説していきます!

この記事を読めば、試験内容はもちろん、何から、どこから、どうやって勉強すればいいのかまで理解できます。

すぐに勉強をスタートできるはずなので、初めて勉強する人をはじめ、勉強してみたけどイマイチ成果がでないって人にもおすすめです!

神奈川県教員採用試験の一般教養はどんな傾向?ボーダーや過去問で内容を把握!

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そもそも一般教養・教職専門試験がどんな試験なのか分からないことには対策ができないので、最初に軽く紹介しておきます。

内容は主に「中学~高校までに勉強した科目+教員として必要な知識」を問う筆記試験です。

項目内容
試験時間60分
出題数39問
出題形式択一式
解答方式マークシート
出題分野・教職教養
・人文科学
・社会科学
・自然科学
配点100点

一次試験に全受験者(特別選考を除く)を対象に行われています。問題は全校種・教科おなじ。

試験時間は60分で、39問に解答します。出題形式は5個の選択肢から選び、マークシートに記入して解答。試験科目の多さが特徴的な試験で15科目以上から出題されています。出題分野と試験科目は次のとおり。

試験科目

分野科目
教職教養教育原理 / 教育法規 / 教育心理 / 教育史
人文科学国語 / 英語 / 音楽 / 美術
社会科学日本史 / 地理 / 政治 / 経済 / 環境
自然科学数学 / 物理 / 化学 / 生物 / 地学
過去3年間で出題のあった科目一覧

試験科目が多いので、全科目を勉強することは難しいです。今までの学力なども関わってくるため高得点を狙うよりも、6割~7割を安定して取ることが重要。

ボーダーライン

一次試験の合否は「一般教養+教科専門」の合計点(満点200点)で決まり、ボーダーライン(合格最低点)は校種・科目によって異なります。

例えば、令和4年度(2022年度)に最もボーダーが高かったのは「高校福祉の166点」でした。反対に低かったのが「特別支援学校の63点」です。

このように校種・教科によって差はありますが、5割~6割取れれば合格できています。

なお、基準点(30点)を下回ると片方の試験が満点でも不合格となるため、バランスよく対策しましょう。

校種・教科ごとのボーダーラインや合格最低点を下記記事で解説しています。

関連記事神奈川県教員採用試験の合格最低点は?ボーダーラインを教科別に解説!

過去問から難易度を把握

実際の問題を見て内容やレベルの把握をしてみましょう。

令和4年度(2022年度)

神奈川県教員採用試験 一般教養・教職専門の過去問をダウンロードする(PDF)

令和3年度(2021年度)

神奈川県教員採用試験 一般教養・教職専門の過去問をダウンロードする(PDF)

令和2年度(2020年度)

神奈川県教員採用試験 一般教養・教職専門の過去問をダウンロードする(PDF)

福永
福永

現時点で6割あれば、この先はとくに読む必要はないです。逆に5割も取れないのであれば必読です!

神奈川県教員採用試験の一般教養は何から勉強すればいいか解説。

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教職・一般教養は科目も範囲も膨大なので、真面目に勉強してはいけません

ボーダーラインの話でも言ったように、60点以上あれば合格できています。そのため、一般教養はサクッと勉強して、専門や面接に時間を割いたほうが最終合格しやすいといえるでしょう。

何から勉強すればいいの?」と悩んでいる人は、その時間がもったいないので、とにかく次の太文字科目をやればOK。

教職教養:教育原理教育法規教育心理教育史
人文科学:国語英語、音楽、美術、保体
社会科学:政治日本史、地理、経済、環境
自然科学:数学化学、地学、物理、生物

基本的には教職教養(原理や法規)と国数英を勉強するだけで6~7割の勉強になります。

2021年7月11日実施の問題より作成

他の科目は問題数(配点)も少ないし、出題頻度もバラバラなので無視。出題形式は選択式なので当たればラッキーくらいに考えておけばいいです。

過去3年間の科目別出題数

なお、時間があれば音楽や化学は勉強してもいいかもです。理由は出題範囲が絞りやすいので、日本史や地理を勉強するより点になる可能性が高いから!あとは今までに勉強したことがある科目があれば、上記にくわえて勉強するだけで教養試験はおしまいです。

福永
福永

一般教養は科目も範囲も広いから、ガッツリ対策するだけ効率はどんどん悪くなるので注意してください。

神奈川県教員採用試験の一般教養で勉強すべき分野!

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勉強する科目がわかっても、真面目に最初から勉強することはNGです。全科目・全範囲からでるわけがないので、無駄な勉強は極力避けるようにしましょう。

どこが出るのかを知りたい場合は過去問を分析することが重要です!最低でも5年分くらい見ればある程度の範囲を絞ることができますよ。

例えば、教育原理の目次を見ると13分野(213ページ)で構成されています。

出典:オープンセサミ参考書(七賢出版)

とてつもない範囲と量なので、どこから勉強すればいいかわかりません。しかし、過去問分析をして出題範囲を把握すれば神奈川県で勉強が必要なのは「学習指導要領」と「特別支援教育」の2分野くらいってことが見えてきます。

◎=複数出題、●=1問

学習指導要領、特別支援教育ともに10年連続で出題されています。どこが出ているのかハッキリわかるので簡単に勉強できそうですね。8年連続で出ている生徒指導も勉強しておけば、教育原理は十分に得点源になるでしょう。

捨て科目を決める

また、出題範囲を絞ることができれば捨て科目にしようと思っていた科目が得点源に変わることだってあるかもしれません。先ほど、おすすめ科目に音楽を紹介しましたので解説していきます。

音楽の目次を見ると5分野(28ページ)で構成されています。

Contents
1.音楽一般
2.民族音楽
3.西洋音楽史
4.日本音楽史
5.その他
出典:オープンセサミ参考書(七賢出版)

音楽と聞くだけで捨て科目にする人も多いですが、「日本音楽」だけはやりましょう!たったの7ページ勉強するだけで1問正解できる可能性が高くなるからです。

過去10年間の内訳

過去10年間での出題頻度は少ないですが、直近5年間では4年間出ています。今後も狙われる可能性が高いため、ヤマを張るなら勉強する価値があると思いますよ!

もちろん、出題範囲が絞れない科目ならゼロから勉強しても効率が悪いのでサクッと捨てることが重要!自然科学の生物なんて大学受験でガッツリ勉強した人以外はやらなくていいです。

過去10年間の内訳

出題範囲も絞れないし、1問(2点)しか出ないなんて効率悪すぎです。

このように全科目・全範囲から出題されないので、必要な部分をしっかり勉強して、必要ない部分・科目はバッサリ捨てることが一般教養の勉強には不可欠なのです。

なお、「どうしても一人じゃ出題範囲を絞れそうにない・・・」って人は、全科目の出題範囲(過去10年分)を下記記事でまとめているので参考にしてください。

関連記事神奈川県教員採用試験の一般教養は何が出る?出題傾向10年分を徹底解説!

神奈川県教員採用試験の一般教養はどうやって勉強するか解説

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「何から」「どこから」勉強すればいいか分かったら、あとは傾向に沿ってガシガシ勉強していきましょう。

とはいえ、「どんな風に進めていけばいいのか」とか「参考書や問題集は何を使えばいいのか」といった疑問を抱える人もいるかもしれません。

そこで、勉強の進め方やおすすめの参考書・問題集を下記記事で解説しています。よかったら参考にしてみてください。

勉強はどうやって進めればいいの?

【初学者向け】教員採用試験 勉強方法を徹底解説!

効果的な暗記方法は?

【勉強法】教員採用試験 覚え方を解説|復習が重要です!

おすすめの参考書・問題集は?

2023年度版!教員採用試験で買うべき、おすすめ参考書・問題集15選!

最強の勉強法は効率を重視すること

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本記事では、神奈川県教員採用試験の一般教養・教職専門をまとめていました。

苦手な勉強を攻略するには、次の3ステップが必要です。

  • 科目ごとの出題数
  • 出る分野の把握
  • 忘れない覚え方

そして、過去の出題範囲を分析することは、けっこう難しいです。

神奈川県教員採用試験の一般教養は何が出る?出題傾向10年分を徹底解説!」で出題範囲を公開しています。

悩む時間がもったいないので、早めに入手して勉強を楽にしていきましょうね。

kanagawaken-kyouinsaiyou-taisaku 【難易度は?】神奈川県教員採用試験に独学で合格する対策法5ステップ