川崎市の教員志望者
このような悩みを解決できる記事を書きました!
- 試験科目は15科目以上
- 過去問を見て、出題形式をつかめ
- 勉強ができる簡単3ステップ
今回は、こんな内容で話していきます。
福永
結論からいうと、根拠を持った勉強をしましょう!
そのためには、正確なデータを知ることが重要です。
- 科目ごとの出題数
- 頻出分野の把握
この2つがないと、要領よく勉強ができませんよ。
それぞれ解説しているので、「何からやっていいのか」迷っている、あなたにおすすめの内容です。
さっそく、見ていきましょう!
関連記事:川崎市教員採用試験 倍率は全国2位の低さ|合格ガイドマップ
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川崎市教員採用試験 一般教養・教職専門の傾向
一般教養・教職専門試験は、一次試験に実施されます。
まずは試験科目などの傾向を知りましょう!
傾向①:試験科目
試験科目は15科目以上ありますよ!
- 一般教養
- 教職教養
この2種類から構成されています。
それぞれの科目がこちら。
一般教養
- 人文科学:国語、英語、音楽、美術
- 社会科学:地理、歴史、政治、経済
- 自然科学:数学、物理、化学、生物、地学
あなたが、中学校〜高校で学んだ知識から出題があります。
範囲も広いため、出題傾向を知って勉強しましょう!
科目の特徴を「教員採用試験 一般教養の科目を解説【ない自治体も】」で解説しています。
教職教養
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育史
あなたが、教員となったときに必要な知識から出題があります。
はじめて勉強する科目ばかりですが、暗記がメインです。
しかし、出題範囲が広いので、傾向を踏まえた対策が必要!
科目の特徴を「【まとめ】教員採用試験 教職教養を対策せよ|特徴や勉強方法を解説!」で解説しています。
傾向②:出題形式
- 試験時間:60分
- 問題数:39問
全問マークシート形式です。
出題形式は「空欄補充」が多め。
正誤問題もありますよ!
福永
傾向③:合格点(ボーダーライン)
川崎市の合格ラインは60%(教養+専門)が目安になります。
2020年(令和3年度)では、養護教諭を除く科目が50点~60点でした。
ですので、専門で7割以上取れれば、教養は50%ほどあれば合格できそうですね。
川崎市教員採用試験 一般教養・教職専門の過去問
先日に、下記ツイートをしています。
こういった傾向を知るために過去の出題(過去問)を先に知るべき!
ですが、不思議と過去問=実力確認として勉強の締めに使っている人が多い。
志望自治体の過去問は最初に傾向を掴むために使用します。勉強のために使っても意味はありません。
— 福永 真@教採アドバイザー (@kyosai365) August 20, 2020
大学受験みたいに、「参考書→過去問」だと勉強できませんよ!
- 出題傾向・範囲
- 出題形式
- 問題イメージ
こういった確認をするために、使うことがポイントです。
過去3年分の出題をまとめています。
レベルの把握や出題形式の確認に使ってみましょう!
2020年(令和3年度)
2019年(令和2年度)
2018年(平成31年度)
川崎市教員採用試験 一般教養・教職専門の対策3ステップ
「勉強できる人とできない人の違い」って何だと思いますか?
答えを先に言うと「割り切り」です。
- 勉強できる人:「出る科目、出やすい部分」を徹底的に勉強。
- 勉強できない人:「細かい部分」までやりがち。
大学受験のように高得点が必要な試験なら話は別ですが、合格点は60点です。
専門科目の出来次第では50%でもいいわけですよ。
もし、「どうやって勉強したらいいのか分からない・・・」と悩んでいるなら、次の2つを確実に理解してください!それですべて解決できます。
- 科目ごとの出題数
- 勉強すべき分野
対策①:科目ごとの出題数
科目ごとの出題数を知りましょう!
「どの科目を勉強すれば得点が上がるのか」分かるからです。
- 教育原理:8問
- 教育史:1問
どっちを優先して勉強しますか?
教育原理ですよね。
勉強できない人は、1問しか出題のない教育史に時間を使っちゃいます。
コスパの悪い勉強をしないようにしましょう。
科目ごとの出題数は次のとおり。
2020 | 2019 | 2018 | |
---|---|---|---|
教育原理 | 7 | 8 | 8 |
教育法規 | 6 | 7 | 7 |
教育心理 | 2 | 6 | 5 |
教育史 | 1 | 1 | 1 |
教育時事 | 1 | 1 | |
国語 | 4 | 5 | 5 |
英語 | 2 | 3 | 3 |
音楽 | 1 | 1 | 1 |
美術 | 1 | 1 | 1 |
日本史 | 1 | 3 | 3 |
世界史 | 1 | ||
地理 | 2 | 3 | 3 |
政治 | 3 | 2 | 3 |
公民 | 2 | ||
数学 | 4 | 4 | 4 |
物理 | 1 | 1 | 1 |
化学 | 1 | 1 | 1 |
生物 | 1 | 1 | 1 |
地学 | 1 | 1 | 1 |
どの科目を勉強すれば、少ない労力で50点~60点に届くのかシミュレーションしましょう。
対策②:勉強すべき分野
- 「勉強すれば得点できる科目」
- 「勉強しても効果が悪い科目」
過去の出題範囲を知れば、上記を知れますよ!
例えば、日本史は勉強すべきです!
理由は簡単でして、「勉強すべき分野」が分かるから。
下記データをご覧ください。
これは、川崎市教員採用試験の出題範囲をデータ化したものです。
見てのとおり、江戸時代から5年連続で出題がありますよね。
こういった科目は範囲を絞って勉強できるので、得点リストに入れるべき。
範囲の広い日本史も「やる部分」が分かるだけで、短期間でも点数を取ることができますよ。
逆に、地学はバッサリ捨てるべき!
理由は、出る範囲を絞れないから。
見てのとおり、「どこから出てくるか」分かりません。
こういった根拠あるデータを把握して、勉強することが大切です。
なお、「【過去問データ公開】川崎市教員採用試験 何からすればいいかを解決」で全科目の出題範囲をまとめています。
「何から勉強すべきか」悩んでいる、あなたには特におすすめのデータです。
うまく活用して、一般教養・教職専門を攻略しましょう。
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対策③:使うべきテキスト
テキストを使い分けて、勉強しましょう。
- 参考書だけでインプット
- 過去問を最後に使う
- 使いにくい参考書
間違った使い方をしている人は多いです。
おすすめのテキストを「【キャリア11年目の僕が選ぶ】教員採用試験 おすすめの参考書3選」で解説しています。
テキスト選びは、勉強の土台を作るために重要です。
使えるテキストを見つけて、勉強を始めましょう。
川崎市教員採用試験 一般教養・教職専門まとめ
川崎市教員採用試験の一般教養・教職科目をテーマに勉強ノウハウを書いていました。
勉強ができずに悩んでいる人ほど作戦が必要です!
- 科目ごとの出題数
- 出る部分のチェック
この2つを知ることが必須であり、攻略法でもありますよ。
「【過去問データ公開】川崎市教員採用試験 何からすればいいかを解決」で全科目の出題範囲をまとめています。
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科目数も多いからこそ、はやめに手をつけていきましょう!
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