【まとめ】教員採用試験の教職教養とは?傾向や勉強法を徹底解説!

教員採用試験 教職教養科目まとめ

  • 教職教養はどんな試験なの?
  • 教職教養はどうやって勉強するの?
  • 教職教養の出題傾向は?

このような悩みを解決します!

✓本記事の内容
  • 教職教養の科目や特徴
  • 教職教養の勉強方法
  • 都道府県別の出題傾向

結論からいうと教職教養は重要です。出題数が多いですし、面接や論文でも知識が必要だからです。

そこで、この記事では「教職教養の特徴から具体的な対策法」までを解説していきます。

自治体ごとの出題傾向も紹介しているので、すぐに勉強をはじめることができますよ!

なお、一般教養は別記事で解説しています。

関連記事教員採用試験 一般教養の科目を解説【ない自治体も】

教員採用試験の教職教養とは

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教職教養とは筆記試験(教養試験)の1分野のことで、教員として知っておくべき知識を指します。

補足

筆記試験は他に「一般教養分野」や「専門教養分野」があります。

一般的に教職+一般を合わせて教養試験と呼んでいますよ。

福永
福永

自治体によって名称は違うので出題傾向を理解して対策することが重要です!

教職教養の試験科目

  • 教育原理
  • 教育法規
  • 教育心理
  • 教育史

これらの4科目から構成されています。

それぞれの特徴は次のとおり。

教育原理

学習指導要領や生徒指導など、教育の中心となる知識で構成される科目です。

教職教養の中では問題数が多く、面接や論文などでも知識が問われる特徴があります。

詳しい分野や勉強の仕方については以下の記事でまとめているので参考にしてください。

関連記事教員採用試験の科目「教育原理」が重要な3つの理由【特徴と分野】

教育法規

教育基本法や学校教育法などの法律や規則で構成される科目です。

  • いじめが起きたときはどう対処するのか
  • 教職員の身分はどう保証されているのか
  • 個人情報はどう管理すべきなのか

などすべて法律として制定されています。 少し難しいイメージがあるかもですが、覚える単語は決まっているので勉強はしやすいですよ。

詳しい分野や勉強の仕方については以下の記事でまとめているので参考にしてください。

関連記事教員採用試験の科目「教育法規」の特徴|出題の多い9分野を解説!

教育心理

子どもの心身の発達過程や学習方法(記憶)などで構成される科目です。

教育心理は、出題されない自治体もあります。出ても数問なので、優先順位は低いかと。

しかし、面接や論文でも心理学の知識がないと評価されない場合もありるので対策は必要な科目です

詳しい分野や勉強の仕方については以下の記事でまとめているので参考にしてください。

関連記事【科目】教員採用試験 教育心理の特徴3選|重要な6分野も解説!

教育史

その名のとおり、教育の歴史からも出題されます。

教育の移り変わりだけでなく、研究や人物に関する出題もありますよ。

出題は日本教育史と西洋教育史からある場合が多いです。基本的に暗記科目なので短期集中で覚えることが大切です。

詳しい分野や勉強の仕方については以下の記事でまとめているので参考にしてください。

関連記事【科目】教員採用試験 「教育史」の特徴3選|捨てるのは損です!

最近は教育時事(文部科学省や中央教育審議会の資料など)の出題も増えているので、普段から教育関連のニュースは確認しておきましょう。

教員採用試験の教職教養はどんな問題なの?過去問を解説!

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ここでは実際に出題された教職教養の問題をまとめています。

解答もつけているので、挑戦してみてください。

次は,「小学校学習指導要領(平成29年3月告示)」第1章 総則に示された学校における体育・健康に関する指導についての記述である。文中の(   )に当てはまる語句を書きなさい。

学校における体育・健康に関する指導を,児童の(   )を考慮して,学校の教育活動全体を通じて適切に行うことにより,健康で安全な生活と豊かなスポーツライフの実現を目指した教育の充実に努めること。特に,学校における(   )並びに体力の向上に関する指導,安全に関する指導及び心身の健康の保持増進に関する指導については,体育科,家庭科及び特別活動の時間はもとより,各教科,道徳科,外国語活動及び総合的な学習の時間などにおいてもそれぞれの特質に応じて適切に行うよう努めること。また,それらの指導を通して,(   )との連携を図りながら,日常生活において適切な体育・健康に関する活動の実践を促し,生涯を通じて健康・安全で活力ある生活を送るための基礎が培われるよう配慮すること。

  • 児童の(発達の段階)を考慮して。
  • 学校における(食育の推進)並びに体力の向上
  • それらの指導を通して,(家庭や地域社会)との連携

なお、勉強をはじめるときは最初に過去問を使うことがポイントです。

詳しい内容は下記記事で解説しているので参考にしてください。

関連記事【いつからすべき?】教員採用試験 過去問を最初に使う3つの理由

教員採用試験の教職教養はどうやって勉強するの?

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科目の特徴や問題がわかったら、勉強をはじめてみましょう。

ここでは教職教養の科目ごとに勉強をするときのコツを解説しています

教育原理の勉強方法

勉強で大切なことは、次の3つです。

  • 全体像の把握
  • 出題傾向の確認
  • アウトプット中心の勉強

これを意識しつつ、対策すれば短期間でも点数を取れる勉強ができますよ!

様々なケースに分けて、期間に応じた勉強法を下記記事で解説しています。

関連記事【勉強法】教員採用試験 教育原理で点をとる具体的な手順を解説!

教育法規の勉強方法

教育法規は覚える条文にパターンがあります。

そのため、過去の出題傾向を知れば楽に攻略することができますよ!

詳しくは下記で解説しています。

関連記事【3分で分かる】教員採用試験 教育法規の勉強法を徹底解説!

教育心理の勉強方法

教育心理は、直前期に詰め込みましょう。

範囲は狭いし、暗記で片付くからです。

しっかり対策すれば得点源にできる科目なので、やっておいて損はないですよ!

詳しくは下記で解説しています

関連記事【勉強法】教員採用試験 教育心理を短期間で攻略する4つのプロセス

教育史の勉強方法

教育史は出題数が少ないため、捨て科目にされがちです。

しかし、覚えるキーワードは限られているため、勉強すべきかと。

もちろん、優先順位は低いので、余力があればやっておきましょう!

詳しくは下記で解説しています

関連記事【2分でわかる】教員採用試験 教育史を攻略する3つの勉強方法

教員採用試験の教職教養でおすすめの参考書は?

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参考書選びは重要です。

なぜなら、使う参考書によって効率が変わるから。

一番やってはいけないのは、科目の特徴を理解せずに参考書を使うことです。

例えば、教育原理は流れや理論を知っておいた方が理解しやすいです。一方で教育史は理論よりも人物名と時代の単純暗記で得点できますよね。

それなのに、教育の歴史がダラダラ書いてある本を読んでも効率が悪いです。一問一答形式の本でサクッと覚えたほうが点数はとれますよ。

参考書も種類が増えているので、使える1冊を選んで勉強しましょう。 おすすめの参考書を下記記事で解説しています。参考にしてください。

関連記事【2022年度】教員採用試験のおすすめ参考書と選び方を解説【独学者必見】

教員採用試験で教職教養のみの自治体はあるの?

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一般教養分野がなく教職教養のみの自治体はあります。

令和4年度(2022年度)の試験では、

  • 岩手県
  • 福島県
  • 茨城県
  • 東京都
  • 岐阜県
  • 奈良県
  • 岡山県
  • 広島県・広島市
  • 熊本県
  • 熊本市
  • 宮崎県

といった自治体で教職教養のみとなっています。

上記のほか、一般教養の出題はあるけど、内容が「時事のみ」「国語だけ」「特殊な試験」といった対策をあまりしなくても解くことができる自治体も探せばありますよ。

ボーダーはあがります。

教職教養は基本的に簡単なので、得点率は高いです。

反対に一般教養は今までの積み重ねが反映されるため、差がつきやすいです。なので、教職教養のみであれば、受験者の多くが点数を取れるのでボーダーは上がりますよね。

勉強の負担を減らしたいからといった理由で選ぶのは注意が必要です。

ボーダーラインについて下記記事で解説しています。

関連記事【9割もいらない】教員採用試験の合格ラインをとる3つのポイントを解説!

【教員採用試験】教職教養の傾向を都道府県別まとめ

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教職教養は都道府県によって出題傾向が違います。

なので、勉強をはじめるまえに把握しておくことが大切です。

例えば、神奈川県は学習指導要領の出題が4問~5問あります。一方で名古屋市は出題がほぼありません。

こういった傾向を知らないで勉強しても勿体ないですよね。

無駄な勉強をしないためにも出題傾向の確認が大切なのです。

一部の自治体は出題傾向をまとめているので、確認してみてください。

北海道~東北

北海道・札幌市 / 岩手県 / 宮城県 / 仙台市

関東甲信越

茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県

さいたま市 / 千葉県・千葉市 / 東京都 / 神奈川県

横浜市 / 川崎市 / 新潟県 / 長野県

東海北陸

福井県 / 岐阜県 / 静岡県

愛知県 / 名古屋市 / 三重県

関西

滋賀県 / 京都府 / 京都市 / 大阪府

大阪市 / 堺市 / 奈良県

兵庫県 / 神戸市

中四国

岡山県 / 広島県・広島市 / 高知県

九州~沖縄

福岡県 / 北九州市 / 福岡市

熊本県 / 鹿児島県 / 沖縄県