どうも福永( @kyosai365)です。
福永
今回は、「京都府教員採用試験の一般教養」をテーマに話をしていきます。
勉強ができない人は、全範囲をやらないとダメだ!と思いがち。
しかし、全範囲を勉強しなくても合格はできますよ!
- 過去問
- 合格基準
- 対策法
主に、この3本立てで解説しています。
勉強ができずに悩んでいる人は参考になると思うので、どうぞ!
関連記事:京都府教員採用試験 倍率は平均より高め?合格への対策ロードマップ
タップできる「もくじ」
京都府教員採用試験 一般教養の過去問
- 2020年(令和3年度)
- 2019年(令和2年度)
- 2018年(平成31年度)
出題内容を見て、問題のイメージを膨らましてください。
2020年(令和3年度)
2019年(令和2年度)
2018年(平成31年度)
なお、過去6年間の出題分野一覧を「京都府教員採用試験 一般教養の攻略マニュアル」でまとめています。
京都府教員採用試験 一般教養の傾向
一般教養試験は、一次選考で実施されます。
※2020年(令和3年度)は、新型ウイルスの影響で二次で行われました。
- 試験科目
- 出題形式
- 合格点(ボーダー)
それぞれまとめています。
試験科目
一般教養は「教職科目」と「一般科目」の2科目で構成されています。
それぞれの出題科目は次のとおり。
教職科目
教員として知っておくべき知識のことです。
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育史
- 教育時事
こういった科目から出題があります。
出題占有率は40%ほど。
一般科目
中学~高校までに勉強したすべての科目のことです。
- 人文科学
- 社会科学
- 自然科学
日本史や国語などの出題があります。
出題科目や範囲が膨大なので、「出るところ」を把握して対策するようにしたいですね。
出題形式
- 試験時間:40分
- 問題数:20問
1問あたり2分で解かないと時間切れになるので注意が必要!
全問マークシート形式で、5つの選択肢から1つを選んで解答します。
合格点(ボーダー)
合格点(2020年)は、多くの校種・科目で50点~55点となっています。(100点満点)。
校種や科目によっても差があり、中学校では59点~38点と差がありました。
ただ、一部の科目を除いて6割あれば、余裕で合格ラインにのるので、出題傾向を踏まえた勉強をすることがポイントです。
京都府教員採用試験 一般教養の勉強法
あなた
勉強が苦手な人は「出題範囲データ」を把握して、勉強することで解決できますよ!
出題範囲データを使うことで得られる情報は次のとおり。
- 科目ごとの出題数
- 頻出分野一覧
正直、勉強ができない人は、傾向を無視した無意味な勉強をしがちです。
例えるなら、レベル5のピカチュウで、レベル100のミュウツーに挑むようなもの。
勝てるわけありません。
そこで「出題範囲データ」を踏まえて勉強することで、「何から勉強すればいいのか」分かるようになります。
目標は60点
合格点(ボーダー)は60点です。
なので、「出る科目・範囲」を徹底して勉強すればOK。
出題データ①:科目ごとの出題数
まずは、科目ごとの出題数を把握して、点数シミュレーションをしてみましょう。
過去3年間の出題数は次のとおり。
科目 | 2020 | 2019 | 2018 |
---|---|---|---|
教育原理 | 5 | 3 | 4 |
教育法規 | 1 | 2 | |
教育心理 | 1 | 1 | |
教育時事 | 3 | 3 | |
ローカル | 1 | ||
国語 | 2 | 2 | 3 |
英語 | 2 | 2 | 1 |
美術 | 1 | 1 | |
地理 | 1 | 1 | |
政治 | 1 | 2 | |
倫理 | 1 | ||
数学 | 2 | 2 | 2 |
物理 | 1 | 1 | 1 |
化学 | |||
生物 | |||
地学 | |||
時事・常識 | 3 | 3 |
とりあえず、出題数の多い順に勉強すると。
- 教育原理:5問
- 教育時事:3問
- 国語:2問
- 数学:2問
この4科目で6割になりますね。
あなたの得意科目や性格に合わせて考えてみてくださいね。
出題範囲データ②:頻出分野一覧
数学なんて、全範囲勉強しても点は取れません。
図形分野だけ勉強しましょう。
理由は、100%出ているからです。
次のデータは過去6年間の出題分野をまとめたものです。
見てのとおり、図形だけ出ていますよね。
数学が苦手な人は、図形に特化して勉強し、残りの時間は他科目に使うなどすれば効果的かと。
こんな感じで、出題範囲データを把握して勉強すれば、あなたの悩みは解消できると思いますよ。
他の科目についても「京都府教員採用試験 一般教養の攻略マニュアル」でまとめています。
京都府教員採用試験 一般教養まとめ
本記事では、「京都府教員採用試験の一般教養」をまとめていました。
大切なことは、「すべてを完璧に」しようとしないことです。
司法試験のように満点が必要な試験なら話は別ですが、教採は60点あれば十分な試験。
そこを履き違えないようにすることが合格への秘訣ですよ。
まずは、無駄な勉強をしなくていいように出題範囲を把握してから勉強しましょう。
詳しくはこちらをどうぞ!