どうも福永( @kyosai365)です。
福永
今回は、「京都府教員採用試験の教育実践力テスト」をテーマに話をしていきます。
✓主な内容
- 教育実践力テストの内容を解説
- 模擬授業のテーマを公開
過去問もまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
さっそく、まとめていきます。
関連記事:京都府教員採用試験 倍率は平均より高め?合格への対策ロードマップ
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京都府教員採用試験 教育実践力テストの傾向
教育実践力テストは、二次選考で実施されます。
内容は、次の2つ。
- 模擬授業
- 総括
1グループ3人~5人で実施されます。
面接官は2人。
2019年までは、総括ではなく「集団討論」が実施されていました。
教育実践力テストの流れ
その中から1つを選んで、導入部分における「指導メモ」を作成し、試験日に提出します。
なお、教材や題材は自由設定。
他の受験者も児童生徒役として、参加することになります。
試験時間は12分ほど。
- 模擬授業の指導のねらい
- 留意点
- 改善点
これらに関して、1人2分間で発表します。
※2019年までは、集団討論を実施していましたが、新型ウイルスの影響で変更したかもです。
すべて時間が計られているので、オーバーに注意しましょう。
時間がくると途中でも打ち切られますよ。
評価の観点
次の項目に沿って、9段階(100点)で評価をつけます。
- 指導方法
- 分析力
- 人間性 / 社会性
- 専門性
詳細は次のとおり。
指導方法
- 声の大きさや板書の仕方
- 子どもたちの発達段階や場面に応じた展開
- 一方的な指導になっていないか
分析力
- 課題について、しっかり研究しているか
- 自分の授業を客観的に分析できているか
- 改善しようとする意志が見られるか
人間性 / 社会性
- 子どもたちの関心を引き付けるような魅力があるか
- 子どもたち一人一人に対する配慮があるか
- 臨機応変な対応ができているか
- 児童生徒役として積極的に参加しているか
専門性
- 子どもたちの成長・発達に理解があるか
- 教科に関する専門的知識があるか
- 指導者としての力量があるか
なお、D評価(20点)以下だと不合格が決定します。
京都府教員採用試験 教育実践力テストの過去問
実際に出題されたテーマ(以下の校種・科目)をまとめています。
- 小学校
- 中学校社会
- 中学校保健体育
- 地理歴史・公民
- 高校数学
- 高校保健体育
- 特別支援学校
- 養護教諭
参考にしてみてください。
2020年(令和3年度)
2019年(令和2年度)
なお、2016年までのデータを「京都府教員採用試験 教育実践力マニュアル」で無料公開しています。
ぜひ活用してくださいね。
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京都府教員採用試験 教育実践力テストまとめ
本記事では、京都府教員採用試験の教育実践力テストをまとめていました。
事前にテーマが発表されていることもあり、準備はしやすいです。
しかし、その分レベルも上がることを忘れてはいけませんよ。
また、児童生徒役として積極的に参加する姿勢も評価対象に含まれるので、全員で合格する意識を持つことが大切です。
まずは、模擬授業のテーマを確認して準備をはじめていきましょう。
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