どうも福永( @kyosai365)です。
今回は、「岡山県教員採用試験の教職教養」をテーマに話をしていきます。
福永
ここで解説する対策法を読めば次の悩みを解決することができるはず。
- 何から勉強すればいいのか
- どの分野が重要なのか
純粋に参考書の使い方とか勉強の仕方などは書いていません。
そういったテクニックが知りたい方は「【初学者向け】教員採用試験 勉強方法を徹底解説!」をご覧ください。
この2つを把握できれば、勉強時間をかなり減らすことができますよ。
前半では、はじめて受験する人向けに「試験科目」などの詳細もまとめています。すでに知っている人は目次から読みたい部分に飛ぶことができます。
さっそく、見ていきましょう!
関連記事:岡山県教員採用試験 倍率の推移|合格ロードマップ【難易度上昇中】
タップできる「もくじ」
岡山県教員採用試験 教職教養試験とは
悩む人
教職教養(教養試験)は、一次選考で実施される筆記試験です。
特徴は「教職分野」からしか出題されないところですね。
通常、教員採用の教養試験は、「教職教養分野」と「一般教養分野」で構成されています。
岡山県みたいに、「教職教養のみ」の自治体は少ないです。
他の自治体が知りたい方は、「【まとめ】教員採用試験 教職教養を対策せよ|特徴や勉強方法を解説!」を参考にしてみてください。
教職教養の試験科目は次のとおりです。
試験科目
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育史
- 教育時事
試験では、この5科目から出題があります。
「学習指導要領」や「教育基本法」など、教員として必要な知識メインの科目です。
科目について詳しく知りたい方は「【まとめ】教員採用試験 教職教養を対策せよ|特徴や勉強方法を解説!」をご覧ください。
試験時間
試験時間は50分です。
問題は全部で25問なので、1問2分で解けないと間に合いませんね。
時間配分に気を付けて解くことが大切です。
出題形式
出題形式は「全問マークシート」です。
選択肢は5つで、正答を1つ選んでマークします。
- 「〇✕問題」
- 「空欄補充」
などの出題があります。
〇✕問題の解答例
空欄補充
難易度
難易度は、やや高めです。
理由は次の2つ。
- 完答が必要
- 合格率が50%以下
簡単に解説しますね。
完答が必要
選択肢すべてに正解して4点です。
例えば、4つの選択肢について〇、✕を選ぶ問題。
3つの正誤が分かっていても、4つ目が違えば、その問題は0点です。
選択肢すべての正答が必要なのため、少し難しいですね。
合格率が50%以下
2020年(令和3年度)の一次試験合格率は40.5%でした。
受験者の半分以上が、一次の時点で落ちてしまうんですね。
全国平均は60%程度なので、岡山県は難しめといえそうです。
教職教養の特徴は理解できましたか?
再度、見直して対策を始めていきましょうね。
岡山県教員採用試験 教職教養の過去問
悩む人
結論からいうと、過去問は最初にやるべきです!
なぜなら、出題範囲が分かるからです。
例えば、勉強を始めるときに「どの科目から」勉強すればいいか分かりませんよね。
そこで、過去問の出番です。
過去問を数年分見ていけば、次のことがわかります。
- 出題の多い・少ない科目
- 良く出ている分野
たくさん出ている科目があれば、そこから勉強すればいいと分かりますよね。
なので、最初に過去問を使うべきなんですよ。
問題をまとめているので、内容やレベルの確認をしてみましょう!
※2020年(令和3年度)は新型ウイルスの影響で中止です。
2019年(令和2年度)
2018年(平成31年度)
なお、過去5年間の出題範囲を「岡山県教員採用試験 教職教養マニュアル」で公開しています。
出題範囲を知ることで、勉強時間を40%くらい減らすことができますよ。
岡山県教員採用試験 教職教養の対策法
悩む人
ここで解説する対策法を読めば次の悩みを解決することができるはず。
- 何から勉強すればいいのか
- どの分野が重要なのか
純粋に参考書の使い方とか勉強の仕方などは書いていません。
そういったテクニックが知りたい方は「【初学者向け】教員採用試験 勉強方法を徹底解説!」をご覧ください。
この2つを把握できれば、勉強時間をかなり減らすことができますよ。
浮いた時間を専門教科や面接などに投資できるため、合格に近づくはずです!
勉強すべき科目は決まっている
結論からいうと、出題数の多い科目を勉強してください。
それを知る方法が「過去問分析」です。
悩む人
こういう声が多そうなので、僕が過去の出題数をまとめておきました!
次のとおりです。
科目 | 2019 | 2018 | 2017 |
---|---|---|---|
教育原理 | 11 | 14 | 12 |
教育史 | 1 | 1 | 1 |
教育心理 | 3 | 1 | 2 |
教育法規 | 7 | 6 | 6 |
教育時事 | 3 | 3 | 4 |
悩む人
その通りです。
まずは、教育原理をメインにしつつ、教育法規に取り掛かるイメージですね。
合格の目安は60点
ちなみに、原理と法規だけの勉強でも6割を取ることは可能ですよ。
それだけ出題占有率が高いため、ここで点数を取らないとダメです。
教育史や心理は、試験直前期に詰め込むなどでOK。
出る分野も決まっている
悩む人
こういった悩みも「過去の出題範囲」を把握すれば楽勝です。
結論をいうと、次の3分野を徹底して覚えましょう!
- 教育基本法
- 地方公務員法
- 学校保健安全法
理由は簡単でして、100%出ているからです。
その具体的なデータがこちら。
過去5年間に出た法規をまとめたデータです。
見てのとおり100%出ていますよね。
直近では「学校教育法施行規則」も3年連続で出ているので要注意。
こんな感じで「過去の出題範囲」を知るだけでも、勉強時間を極限まで減らすことができそうですね。
使える時間は全員同じですから、効率よく勉強したいです。
時間がない人限定!ちょい技
既に出ている条文は勉強しなくてOKです。
余談ですが、過去に出た条文からどのくらい出題があると思いますか?
答えは、〝ほぼ”ありません。
例えば、教育基本法の条文をまとめたデータがこちら。
16条のみ、2回出ています。
※ちなみに2015年は岡山市と同時実施です。今とは傾向が少し違いますよ。
なので、こういったデータを使えば次の試験では、「5条」や「7条」「8条」あたりが狙われる可能性が高いです。
時間がない人におすすめのちょい技でした!
こういった過去の出題データを「岡山県教員採用試験 教職教養マニュアル」で公開しています。
出題範囲を知ることで、勉強時間を40%くらい減らすことができるので、参考にしてみてくださいね。
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岡山県教員採用試験 教職教養まとめ
本記事では、岡山県教員採用試験の教職教養をまとめていました。
試験科目は全国でも少ない「教職分野」のみの出題です。
一次試験の合格率は40%と、前項平均60%に比べると難易度は少し高いですね。
勉強をはじめるうえで、大切なことは「過去の出題範囲」を知ることです。
- 科目ごとの出題数
- 出る分野・条文
これらを知ることで、すぐに勉強が始められるし、無駄なことをしなくても点数が取れるようになります。
とくに働きながら・学校にいきながら勉強時間を確保することは難しいですよね。
はやめに出題範囲を知って、対策を始めることが合格への近道です。
なお、過去の出題データを「岡山県教員採用試験 教職教養マニュアル」で公開しています。
出題範囲を知ることで、勉強時間を40%くらい減らすことができるので、参考にしてみてくださいね。
今回は、以上です。
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