【過去問あり】大阪市教員採用試験 筆答テストの勉強法|合格最低点を徹底解説!

  • 大阪市のボーダーラインってどれくらいなの?
  • どの試験科目から勉強すればいいの?
  • 効率よく勉強するにはどうすればいいの?

勉強するときに一番気になることって、「何点とれば合格できるのか」じゃないですか。

結論からいうと、

  • 幼稚園 / 小学校:4割~5割
  • 中学校:5割~6割
  • 高等学校:6割~7割
  • 養護教諭 / 栄養教諭:6割~7割

といった感じです。

ちなみに、合格最低点が1番高かった科目(令和3年度)は「高校数学73%」、反対に低かったのは「中学美術36%」です。

 

福永

すべての科目を後述していますよ!

 

正直なところ、大阪市の問題は簡単なので、あまり差がつきません。

とはいえ、実際に「何の科目」「どの分野」から勉強すればいいのかわからないという人も多いはずです。適当に勉強をしても、残念ながら点数をとることができません。

そこでこの記事では、効率よく勉強するために必要な出題傾向についても解説します。

 

福永

この記事を書いている僕は、大学などで教採指導歴12年目。月間平均アクセス数15万の総合サイト「教採ギルド」の運営をしています。

 

はじめて勉強をはじめる方でもわかるように、科目や過去問もまとめています。

出題範囲を理解して勉強できれば、短い期間・時間でも点数をとることができますよ!

関連記事【今後は下がる?】大阪市教員採用試験 倍率の推移【難易度は?】

大阪市教員採用試験 筆答テスト(教養試験)の内容と過去問

大阪市教員採用試験 過去問

MEMO

問題は大阪府・堺市と共通です。

教職教養と思考力・判断力を問う問題から構成される筆記試験です。

 

科目 内容
教職教養 生徒指導や法律など、教師として必要な知識を問う。
思考力・判断力を問う問題 主に公務員試験で出題される科目で、数学的要素を多く含んでいます。

 

社会や理科などの出題はなく、公務員試験で特有の「数的推理」や「判断推理」といった科目から出題があります。

出題レベルは中学~高1なので難しくありません。

計算や読解に時間がかかるため、試験時間を意識しておく必要があります。

 

参考思考力・判断力を問う問題例をみる(PDF:418KB)

 

科目が多く出題範囲も広いので対策に時間がかかる試験なんですね。

すべての校種・教科が同じ問題を解きます。

筆答テスト(教養試験)の科目

分野 科目
教職教養 教育原理 / 教育法規 / 教育心理 / 教育史 / 教育時事
思考力・判断力を問う問題 数的推理 / 判断推理 / 資料解釈 / 文章理解

※過去3年間で出題のあった科目をまとめています。

やばい科目数ですよね・・・。

焦って全部に手をつけていたら、試験までに終わらないので、出題傾向を把握して勉強することがポイント

配点比率

思考力・判断力を問う問題を優先して攻略しましょう!

なぜなら、配点が高いからです。

  • 教職:1問10点×15問=150点
  • 思考力:1問20点×15問=300点

思考力の配点が2倍なので、ここで点が取れないと総合点を上げることができません。

筆答テスト(教養試験)の出題形式

  • 試験時間:90分
  • 問題数:30問

出題は4つの選択肢から1つを選ぶ「四肢択一式」です。

時間配分に注意しよう。

単純に考えて1問に掛けられる時間は〝3分”しかありません。

計算問題や読解問題が多いため、時間のかけすぎに注意が必要です。

 

福永

数的推理や判断推理は、解くのに時間がかかります。順番を意識しておきましょう

 

筆答テスト(教養試験)の過去問

過去問を使って出題範囲の確認をしましょう。

  • 出題数
  • 難易度
  • 頻出事項

過去問分析をすれば、多くの情報が知れるの、最初に使うことがポイントです。

関連記事1番最初にやることは「過去問」です。

大阪市の過去問はホームページからダウンロードすることが可能!

3年分を引用しておきますので、参考にどうぞ!

なお、過去10年分の出題範囲データを「大阪市教員採用試験 筆答テストマニュアル」で公開しています。

併せて確認してください。

令和3年度(2021年度)

令和2・平成32年度(2020年度)

平成31年度(2019年度)

 

 

【教科別】大阪市教員採用試験 筆答テスト(教養試験)のボーダーライン

一次試験は、

  • 筆答テスト:450点
  • 面接試験:450点

の、合計900点満点で合否を決めます

筆答テストには基準点があり、これを下回ると面接が満点でも不合格になるので注意が必要です。

校種・教科ごとの合格最低点(ボーダーライン)と基準点は次のとおり。
※令和3年度(2021年度)のデータです。
※筆答テストの最低点と基準点。

幼稚園 / 小学校

区分 最低点 基準点
幼稚園 250 140
幼稚園 / 小学校 290 170
小学校 190 154

中学校

区分 最低点 基準点
国語 240 158
社会 300 145
数学 210 170
理科 170 163
音楽 220 131
美術 160 131
保健体育 280 138
技術 220 131
家庭 240 157
英語 230 140

高等学校

区分 最低点 基準点
国語 250 152
社会 300 154
数学 330 181
生物化学 300 162
物理化学 240 179
保健体育 300 142
機械 230 98
デザイン 260 127
商業 136
家庭 220 129
英語 260 142
公民福祉 180 109

特別支援学校 / 養護教諭 / 栄養教諭

区分 最低点 基準点
特別支援学校 150 133
小中校 260 146
栄養教諭 290 152

 

【対策】大阪市教員採用試験 筆答テスト(教養試験)の勉強法|最初に考えること

勉強をはじめる前に、「どの科目を主軸とするのか」「どの分野から手をつけるのか」を考えてください。

科目数も、出題範囲も膨大なので戦術がなければ失敗する可能性が高く、時間が無駄になるからです。

問題数が多く、出題範囲が絞りやすい科目は何かを考えます。

例えば、勉強をはじめる際に、すべての科目を満遍なく手をつけるのはNGです。

「どの科目の、どこが重要なのか」が決まらなければ、「要領よく勉強する」ことはできません。

福永

どの科目・部分を勉強すれば合格ラインの6割に近づくかを考えます

勉強する科目を絞って質を上げることが大切

科目ごとに出題数が違うからです。

得意・不得意で勉強する科目を決めるわけではありません。

重要なのは、優先順位を決めること

要領よく勉強するにあたって、どの科目が何問出ているのかを考えてください。

こちらに過去3年分の出題数を一覧にしています。参考にしてみてください。

 

科目 / 年実施 2020 2019 2018
教育原理 8 6 9
教育法規 4 5 4
教育心理 1 1 1
教育史 1 1 1
教育時事 1 2 0
数的推理 3 3 1
判断推理 4 4 7
資料解釈 4 3 2
文章理解
(現代文)
2 2 2
文章理解
(英文)
2 3 3

科目によって出題数が違いますよね。

10年以上前のボーダーが8割~なら全科目を満遍なく勉強する必要がありました。しかし、今は5割~6割で十分です。

どれだけ高得点を取れたとしても、面接で評価されないと合格はできません。

福永

筆記も面接もバランスよく対策することが大切です

すでに勉強をしている人は、今やっている科目が重要なのか確認してください。つまり勉強計画を見直すということです

もし出題数が少ない科目に時間を使っているなら、要領が悪い勉強をしていることになります。

出題範囲を絞り込む

一番簡単に勉強する方法は、出題範囲を絞り込むことです。

僕がよく発言する「要領よく勉強しよう」ってこと。範囲を絞ることで、無駄を減らせますよ。

しかし残念なことに、ほとんどの人が出題範囲を絞りこまないで勉強しています

要するに、無駄な勉強をしているから点数に結びつかないのです。

初心者や勉強が苦手な人でも、出題範囲を絞ることは可能。むしろ出題範囲を把握した状態で勉強すれば、短い時間でも点数をとることができます

具体的に「教育原理」を例に挙げてみますね。

※●=単問、◎=複数出題

過去10年間の出題を見ると、

  • 生徒指導:100%
  • 人権・同和:100%
  • 特別支援教育:90%

の出題率です。

学習指導要領も6年連続で出題されているため、勉強リストに入れてもいいです。

それに対して、道徳教育や社会教育などは、ほとんど出題がないことが分かりますね。

受験者の多くが戦術を立てずに、必要のない部分まで時間を使っています。

量をこなすことは大切ですが、質が伴っていないと意味がありません。無駄な時間が多くなってしまいます。

福永

出題範囲を絞ることで、勉強の質が高まります。

これからは筆記対策だけでなく、面接も同時進行でやっていかないと合格できません。

筆記試験に受かってから面接対策が間に合うかといわれると、大半は厳しいです。

筆記試験は要領よく勉強して、面接にも時間を使えるようにバランスよく戦術を考えていきましょう。

全科目の出題範囲を知りたい場合は、こちらの記事で解説しています。

 

使える参考書・問題集を選ぶ

勉強をする前に、使える参考書・問題集を選ぶことが大切です。

良い参考書・問題集だと勉強も楽になります。

福永

基本的には、問題演習を中心にインプットしてください。

教員採用試験レベルなら、単純な暗記で得点できます。

受験者の中には、まったく暗記に適していない書籍を使っている場合もあるので注意が必要です。

どんなに時間をかけても点数がとれないということは、その参考書・問題集が合っていないということです。

おすすめの参考書・問題集を知りたい場合は、こちらの記事で解説しています。

試験科目も出題範囲も広いけど、やり方を見直すだけで効率よく対策できます。

大阪市教員採用試験 筆答テスト(教養試験)まとめ

大阪市教員採用試験 採用人数

今回は、大阪市教員採用試験の筆答テストをテーマに「合格最低点(ボーダー)や出題傾向」の話をしました。

MEMO
  • 筆答テストのボーダーは5~6割
  • 出題数の多い科目から手をつける。
  • 頻出事項を理解して、質を意識する。

科目・範囲ともに膨大な筆答テストを攻略するには、戦略がかなり重要です。

せっかく勉強しても、適当にやってしまうと、まったく出ない科目・分野に時間をかけてしまう恐れがあります。

教養の他にも、対策することは多いので、効率性を意識しておくことが大切です。

ぜひ、時間を上手く使ってくださいね。

今回は以上です。