大阪市民
このような悩みを解決できる記事を書きました。
今回は、「筆答テストの対策はサクッとでOK」というテーマで話していきます。
福永
大阪府・大阪市・堺市・豊能地区は同じ問題。
結論からいうと、筆答テストの対策はなんとなくでいいです。
なぜなら、ほぼ合格できるから。
2020年(令和3年度)の平均倍率は1.1倍ほど。
90%以上の受験者が合格できるんですね。
なので、的を絞った勉強をすれば合格できますよ。
さっそく、見ていきましょう!
関連記事:大阪市教員採用試験 倍率は決して高くない|合格へのロードマップ
タップできる「もくじ」
大阪市教員採用試験 筆答テストの内容
大阪市の筆答テストは、一次試験に実施されます。
- 試験科目
- 試験時間
- 合格点
試験内容を解説していきますね。
試験科目
- 教職教養
- 思考力・判断力を問う問題
この2領域から出題がありますよ。
教職教養
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育史
- 教育時事
こういった科目で構成されています。
主に「教員として必要な知識」を指しますよ。
詳しくは「【まとめ】教員採用試験 教職教養を対策せよ|特徴や勉強方法を解説!」で解説しています。
思考力・判断力を問う問題
- 数的推理
- 判断推理
- 資料解釈
- 文章理解
このような科目で構成されています。
「思考力・判断力を問う問題」は、公務員試験で出題のある領域で、教員採用試験では珍しいです。
実際の問題を見て、イメージをつかんでください。
これらの対策が必要ですよ!
試験時間
- 試験時間:90分
- 問題数:30問
試験時間は、たっぷりあります。
しかし、計算問題や長文読解に時間をかけすぎるとタイムオーバーになりますよ。
勉強の段階から、時間を意識しておくとOK。
合格点(ボーダーライン)
2020年(令和3年度)の合格点がこちら。
校種 | 科目 | 基準点 | 満点 |
---|---|---|---|
幼稚園 | 140 | 450 | |
幼稚園・小学校 | 170 | 450 | |
小学校 | 154 | 450 | |
中学校 | 国語 | 158 | 450 |
社会 | 145 | 450 | |
数学 | 170 | 450 | |
理科 | 163 | 450 | |
音楽 | 131 | 450 | |
美術 | 131 | 450 | |
保健体育 | 138 | 450 | |
技術 | 131 | 450 | |
家庭 | 157 | 450 | |
英語 | 140 | 450 | |
特別支援学級 | 133 | 450 | |
高校 | 国語 | 152 | 450 |
社会 | 154 | 450 | |
数学 | 181 | 450 | |
生物化学 | 162 | 450 | |
物理化学 | 179 | 450 | |
保健体育 | 142 | 450 | |
機械 | 98 | 450 | |
デザイン | 127 | 450 | |
商業 | 136 | 450 | |
家庭 | 129 | 450 | |
英語 | 142 | 450 | |
公民福祉 | 109 | 450 | |
養護教諭 | 幼稚園 | 79 | 450 |
小中高 | 146 | 450 | |
栄養教諭 | 152 | 450 |
ほとんどが3割くらいですね。
大阪市教員採用試験 筆答テストの過去問ダウンロード
大阪市の過去問はホームページからダウンロードすることが可能!
最新2年分を載せておきますので、参考にどうぞ!
2020年(令和3年度)
2019年(令和2年度)
大阪市教員採用試験 筆答テストの攻略ノウハウ
勉強できない理由は、次の2つを知ることで解決できますよ!
- 「勉強する科目」
- 「出やすい分野」
それぞれ見ていきましょう!
対策①:科目別出題数
過去問を分析することで、科目ごとの出題数を知ることができますよ!
過去3年間の出題数がこちら。
科目 | 2020年 | 2019年 | 2018年 |
---|---|---|---|
教育原理 | 6 | 6 | 9 |
教育法規 | 3 | 3 | 3 |
教育心理 | 1 | 1 | 1 |
教育史 | 1 | 1 | 1 |
教育時事 | 2 | 2 | 0 |
状況設定 | 2 | 2 | 2 |
数的推理 | 3 | 3 | 3 |
判断推理 | 4 | 4 | 5 |
資料解釈 | 4 | 3 | 1 |
現代文 | 2 | 2 | 2 |
英文 | 2 | 3 | 3 |
科目によって、出題数が違いますね。
出題数の多い科目から勉強すればOK。
落ちる人は、出題数の少ない科目に時間をかけがちです。
なので、出題数の多い科目から勉強しましょう。
対策②:頻出分野
過去の出題傾向を知れば、「頻出分野」を知ることができますよ。
例えば、教育原理を勉強するなら「学習指導要領」を優先して勉強しましょう。
なぜなら、出題率100%だからです。
次のデータは過去6年間の出題を分野ごとに分けたものです。
見てのとおりですね。
- 学習指導要領
- 生徒指導
- 特別支援教育
- 人権・同和教育
この4分野だけ勉強すればOK。
勉強ができない人は、こういったデータを知らずに勉強するから点が取れません。
他の科目についても、「【過去問データ公開】大阪市教員採用試験 勉強すべき科目はこれだけ!」で公開しているので、活用してくださいね。
勉強が苦手な、あなたにおすすめです!
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大阪市教員採用試験 筆答テストの対策
勉強をするうえで、役に立つ記事を紹介します。
併せて読んでみてくださいね。
対策①:おすすめの参考書
- 参考書
- 問題集
- 過去問集
これらのテキストを上手く使うことが点数をあげるために必須です。
ダメな人は、用途を無視して使っていますよ。
おすすめを「【キャリア11年目の僕が選ぶ】教員採用試験 おすすめの参考書3選」で紹介しています。
対策②:効果的な覚え方
一般知能を除き、本質は暗記です。
覚えれば覚えただけ点数を取ることができますよ。
暗記するためには方法がありまして、ヒントは復習です!
詳しくは「【勉強法】教員採用試験 覚え方を解説|復習が重要です!」で解説しています。
大阪市教員採用試験 筆答テストまとめ
本記事では、大阪市教員採用試験の筆答テストをまとめていました。
合格倍率は1.1倍なので、基礎さえ出来ていれば落ちることはありませんよ。
すべての範囲をカバーする必要はありません。
- 出題数の多い科目
- 頻出分野
これを理解して、勉強することが大切です。
はやめに過去の出題傾向を知って、対策をはじめましょう!
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