大阪の大学生
このような悩みを解決できる記事を書きました。
今回は、「大阪府教員採用試験の論文」をテーマに話していきます。
福永
大阪府の論文試験は三次試験に実施されますよ!
- 小学校・小中いきいき連携
- 特別支援学校
これらの校種が対象!
傾向も踏まえつつ、テーマをまとめています。
ぜひ参考にしてください。
早速、見ていきましょう!
関連記事:大阪府教員採用試験 倍率は全国トップ?合格ロードマップ
タップできる「もくじ」
大阪府教員採用試験 論文の傾向
先に論文試験の傾向を確認しましょう。
- 文字数
- 試験時間
- 評価の観点
それぞれ解説していきます。
傾向①:文字数は少なめ
文字数は、500字程度です。
一般的な論文は800字くらいなので、少ないことがわかりますね。
最低文字数が450字なので、少なすぎるとアウトです。
500字を目安に書けるようにしましょう!
傾向②:試験時間
試験時間は120分です。
「かなりあるやん!」
こう思うかもしれませんが、専門教養と同実施なので注意!
時間配分に気を付けないと、点数は取れませんよ。
専門教養を速答し、時間に余裕を持たせるようにしましょう!
傾向③:評価の観点
小論文は次の3つについて評価をつけていきます。
- 社会的な背景や課題を把握しているか
- 具体的で客観性のある内容を論理的に記述しているか
- 表記(字数、誤字、脱字)は適切か
順番に解説します。
社会的な背景や課題を把握しているか
小論文で評価をあげるには、どれだけ社会的、教育的背景を知っているかが重要です。
できるだけ文頭に背景を入れることがコツです。
- 「文部科学省はこういっている」
- 「大阪府のいじめ件数の増加が気になる」
など。
具体的で客観性のある内容を論理的に記述しているか
- 数字
- データ
こういった客観的資料を盛り込むことで論理的な文章になりますよ!
そのために自分の主張を裏付けるデータを集めておく必要があります。
- ✕:「いじめが増えているのでなくしたい。」
- 〇:「いじめの件数が2016年から2018年の3年間で1万件増加している。だからなくしたい。」
こう書いた方が根拠があり具体性がありますよね。
表記(字数、誤字、脱字)は適切か
- 誤字
- 脱字
これがあるだけで、減点されますよ。
最近はスマホで文字のやり取りをするので書く機会が減っていますよね。
簡単な漢字でもど忘れしてしまって思い出せないこともあるのでは?
漢字がでてこないで迷ったら違う表現を使うなどして回避しましょう。
評価はA~Eの5段階で、50点満点。
大阪府教員採用試験 論文の過去問
実際に出題されたテーマをまとめています。
- 2019年(令和2年度)
- 2018年(平成31年度)
最新データを無料公開しておきます!
2019年(令和2年度)
区分ごとにテーマが違いますよ!
それぞれまとめています。
小学校・小中いきいき連携
平成29年3月告示の学習指導要領総則には、各教科等の指導に当たっては、「単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、児童の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を行うこと」と示されています。
児童の「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」を実現するために、あなたは小学校の学級担任としてどのような授業づくりを行いますか。500字程度(450字以上550字以下)で具体的に述べなさい。
特別支援学校
「児童虐待防止対策の抜本的強化について」(平成31年3月19日児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議)では、虐待のリスク要因の一つとされる知的障がいや発達障がい等のある子ども(その疑いのある子どもを含む。)のいる家庭に早期にアプローチし、適切な支援につなげる必要があることが述べられています。
あなたは特別支援学校幼稚部・小学部の教員として、知的障がいや発達障がい等のある幼児児童への虐待防止のために、日頃からどのようなことに留意して幼児児童とその保護者にかかわりますか。500字程度(450字以上550字以下)で具体的に述べなさい。
2018年(平成31年度)
区分ごとにテーマが違いますよ!
それぞれまとめています。
小学校・小中いきいき連携
大阪府では、障がいのある子どもを含めたすべての子どもたちが生き生きと活躍できる共生社会をめざす教育を大切にしてきました。このような「ともに学び、ともに育つ」教育を実現するため、あなたは学級担任として、どのようなことに取り組みますか。
「授業づくり」と「集団づくり」の二点について、それぞれの取り組む理由にも触れながら、500字程度(450字以上550字以下)で具体的に述べなさい。
特別支援学校
「発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対する教育支援体制整備ガイドライン~発達障害等の可能性の段階から、教育的ニーズに気づき、支え、つなぐために~」(平成29年3月 文部科学省)に、特別支援学校は、地域における特別支援教育のセンターとして、各学校の要請に応じて、教育上特別の支援を必要とする児童等の教育に関し必要な助言又は援助を行うよう努めることが、示されています。
特別支援学校のセンター的機能の具体的内容を二つあげ、それぞれについて、あなたは特別支援学校の教員として、どのような取組みを行いますか。500字程度(450字以上550字以下)で具体的に述べなさい。
なお、「もっと過去問が見たい!」という方は7年分のデータを「【過去問】大阪府教員採用試験 論文テーマ公開」でまとめています。
ぜひ活用してくださいね。
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大阪府教員採用試験 論文の書き方
- どうやって論文は書けばいいの?
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書き方
- 「書く」
- 「見せる」
- 「書く」
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【対策】教員採用試験 論文を攻略する3ステップ【書き方解説】
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大阪府教員採用試験 論文まとめ
本記事では、論文のテーマを中心にまとめていました。
- 専門教養の中で実施
- 文字数は少ない
こういった特徴がありますよ!
とくに、時間配分は注意です!
早く書けるように練習を繰り返していきましょうね。
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