【合格最低点は何割?】大阪府教員採用の勉強法を徹底解説!【過去問あり】

どうも福永( @kyosai365)です。

今回は大阪府教員採用試験を受験する方に向けて、

  • 合格最低点(ライン)は何割くらいなの?
  • どんな試験科目が出るの?
  • どうやって対策すればいいの?

といった筆答テスト(一般教養試験)に関するノウハウを解説していきます。

 

福永

この記事を書いている僕は、大学などで教採指導歴12年目。月間平均アクセス数15万の総合サイト「教採ギルド」の運営をしています。

 

結論からいうと、合格最低点はあなたが思っている8割も9割も必要ありません

昨年(令和3年度)の平均がこちら。

  • 小学校:43%
  • 中学校:47%
  • 高等学校:63%
  • 養護教諭:70%
  • 栄養教諭:60%

一番高かった科目は「高校地学73%」。反対に低かったのは「中学校音楽30%」です。

正直なところ、大阪府の問題は簡単なので、高校や養護教諭などの倍率が高い校種は注意が必要です。

この記事を読めば短い期間・時間でも点数をとることができますよ!

はじめて勉強をはじめる方でもわかるように、科目や過去問もまとめています。

関連記事【合格率19.9%】大阪府教員採用試験 倍率の推移|対策ロードマップ

【大阪府教員採用試験】合格最低点とは?一次試験のボーダーを徹底解説!

大阪府教員採用試験 対策法 (2)

合格最低点とは、「この点数以上を取っていれば合格」という指標のことです。

福永

ボーダーラインとか合格点などと言ったりします。

合格最低点は受験する校種や教科によって異なります。

あらかじめ合格最低点がわかっていれば、筆記対策にどれくらい時間をかければいいのか判断することができますよね。

過去3年分の合格最低点を教科別にまとめているので、確認してください。

小学校の合格最低点

配点は150点満点です。

令和3年度(2021年度)

区分 最低点
一般 80
いきいき連携 50

令和2年度(2020年度)

区分 最低点
一般 75
いきいき連携 65

【教科別】中学校の合格最低点

配点は150点満点です。

令和3年度(2021年度)

区分 最低点
国語 80
社会 95
数学 80
理科 60
音楽 45
美術 60
保健体育 90
技術 60
家庭 55
英語 85

令和2年度(2020年度)

区分 最低点
国語 65
社会 80
数学 85
理科 80
音楽 80
美術 60
保健体育 85
技術 65
家庭 50
英語 85

【教科別】高等学校の合格最低点

配点は150点満点です。

令和3年度(2021年度)

区分 最低点
国語 95
日本史 105
世界史 105
地理 105
政治経済 90
倫理 110
数学 105
物理 100
化学 105
生物 100
地学 110
音楽 75
美術 100
書道 95
保健体育 105
家庭 95
農業 50
機械 70
電気 75
英語 95
情報 95

令和2年度(2020年度)

区分 最低点
国語 90
日本史 105
世界史 100
地理 95
政治経済 90
数学 95
物理 110
化学 105
生物 100
地学 65
音楽 75
美術 85
書道 80
保健体育 100
農業 70
機械 60
電気 50
英語 95
情報 95

【教科別】特別支援学校の合格最低点

配点は150点満点です。

令和3年度(2021年度)

幼稚園・小学部
区分 最低点
幼稚部共通(男) 90
幼稚部共通(女) 70
小学部(男) 75
小学部(女) 90
中学部
区分 最低点
国語 65
社会 75
数学 85
理科 65
音楽 75
美術 80
保健体育 80
英語 65
高等部
区分 最低点
国語 70
日本史 95
政治経済 100
数学 100
音楽 75
美術 75
書道 60
保健体育 95
英語 80
情報 70

令和2年度(2020年度)

幼稚園・小学部
区分 最低点
幼稚部共通(男) 100
幼稚部共通(女) 65
小学部(男) 60
小学部(女) 60
中学部
区分 最低点
国語 95
社会 95
数学 90
理科 95
音楽 60
美術 65
保健体育 90
家庭 80
英語 90
高等部
区分 最低点
国語 65
日本史 85
世界史 100
地理 70
政治経済 75
数学 85
生物 90
音楽 55
美術 80
書道 70
保健体育 95
家庭 70
英語 100
情報 75
公民・福祉共通 70

養護教諭の合格最低点

配点は150点満点です。

令和3年度(2021年度)

区分 最低点
一般 105

令和2年度(2020年度)

区分 最低点
一般 100

栄養教諭の合格最低点

配点は150点満点です。

令和3年度(2021年度)

区分 最低点
一般 90

令和2年度(2020年度)

区分 最低点
一般 95

 

このように5割~7割が合格ラインとなっています

後述している出題傾向をしっかり踏まえた対策をすることが大切です。

【大阪府教員採用試験】一次試験の内容と傾向|試験科目を解説

大阪府教員採用試験 対策法 (1)

一次試験では教職教養と思考力・判断力を問う問題から構成される筆記試験が行われます。

出題レベルは中学~高1なので難しくありません。

 

福永

すべての校種・教科が同じ問題を解きます。

 

  • 試験時間:90分
  • 問題数:30問

出題は4つの選択肢から1つを選ぶ「四肢択一式」です。

計算や読解に時間がかかるため、試験時間を意識しておく必要があります。

教職教養科目

  • 教育原理
  • 教育法規
  • 教育心理
  • 教育史
  • 教育時事

生徒指導や法律など、教師として必要な知識を問う分野です。

これらの科目から15問の出題がありますよ。

暗記がメインなので、覚えれば点数は取れますよ。

はじめて勉強する人は下記記事で科目の特徴を解説しています。

参考にしてください。

思考力・判断力を問う問題

  • 数的推理
  • 判断推理
  • 資料解釈
  • 文章理解

 

社会や理科などの出題はなく、公務員試験で特有の「数的推理」や「判断推理」といった科目から15問の出題があります。

主に公務員試験で出題される科目で、数学的要素を多く含んでいます。

苦手な受験者が多く、ここで点数を取ることが重要

 

福永

数的推理や判断推理は、解くのに時間がかかります。順番を意識しておきましょう

参考思考力・判断力を問う問題例をみる(PDF:418KB)

配点

  • 教職教養科目:75点
  • 一般教養科目:75点

合計150点です。

このように科目が多く出題範囲も広いので対策に時間がかかる試験なんですね。

過去問を見て内容や難易度の把握をしてください。

【大阪府教員採用試験】筆記(教職教養)の過去問と解答で難易度を把握

大阪府教員採用試験 対策法

過去問を使って出題範囲の確認をしましょう。

  • 出題数
  • 難易度
  • 頻出事項

過去問分析をすれば、多くの情報が知れるの、最初に使うことがポイントです。

関連記事1番最初にやることは「過去問」です。

令和3年度(2021年度)

筆答テストの問題データを見る(PDF:2MB)

筆答テストの解答データを見る(PDF:61KB)

令和2・平成32年度(2020年度)

筆答テストの問題データを見る(PDF:601KB)

筆答テストの解答データを見る(PDF:15KB)

平成31年度(2019年度)

筆答テストの問題データを見る(PDF:685KB)

筆答テストの解答データを見る(PDF:56KB)

 

解説などが知りたい場合は、以下の問題集がおすすめです。

 

【大阪府教員採用試験】合格最低点を取る効率的な勉強法を解説!

大阪府教員採用試験 勉強法

合格点や難易度がわかったからといってすぐに対策をはじめるのはNGです。

なぜなら無駄な科目・範囲が多いので、効率よく勉強することが大切だからです。

効率よく勉強するには、

  • 科目ごとの出題数
  • 頻出分野
  • 適切な参考書・問題集

を理解する必要があります。

順番に解説していくので参考にしてください。

科目ごとの出題数を知って優先順位をつける

対策をはじめる前に、勉強する科目を決めることは重要です。

理由は簡単で、科目によって出題数が違うから。しかし、特に気にせず勉強を始める初心者が多いんですよね。

出題数は、以下のような流れで確認します。

  1. 過去問を5年分くらい用意する
  2. 1問ずつ分類していく
  3. 科目数の多い順に勉強する

科目数が多いので、優先する内容によって勉強の効率・非効率が決まるということです。

何も考えないで、適当に勉強する科目を決めたり、得意・不得意で選んだりすると、時間をかけたわりに点数がとれないことに・・・。

なので、出題数を把握して、優先順位をつけることが大切です。

今回は特別に科目ごとの出題数を無料公開しておくので、参考にしてみてください。

過去3年間の出題数がこちらです。

 

科目 / 年実施 2020 2019 2018
教育原理 8 6 9
教育法規 4 5 4
教育心理 1 1 1
教育史 1 1 1
教育時事 1 2 0
数的推理 3 3 1
判断推理 4 4 7
資料解釈 4 3 2
文章理解
(現代文)
2 2 2
文章理解
(英文)
2 3 3

教育原理と法規は得点源にできると有利です。

勝負の分かれ目は「数的推理」と「判断推理」なので、苦手な人ははやめに手をつけてください。

頻出分野を絞って、効率よく勉強する

勉強する科目が決まったからといって、いきなり始めてはいけません。

必ず頻出分野を確認してください。

なぜなら、どこが出るのか、わからないまま勉強したら無駄が多くなるからです。

具体的に「教育原理」を例に挙げてみますね。

 

※●=単問、◎=複数出題

過去10年間の出題を見ると、

  • 生徒指導:100%
  • 人権・同和:100%
  • 特別支援教育:90%

の出題率です。

学習指導要領も6年連続で出題されているため、勉強リストに入れてもいいです。

それに対して、道徳教育や社会教育などは、ほとんど出題がないことが分かりますね。

何も知らなければ、すべての分野をとりあえず勉強していたかもしれません。出ない分野に時間を使っても、損ですよね。

最初に出題範囲(頻出事項)を理解して、効率よく勉強しましょう。

他の科目についても、下記記事で出題範囲を公開しています。

おすすめの参考書と問題集を解説

最後に使用するテキストにも気を配ってみましょう。

なぜなら、テキストによって使い勝手が違うからです

テキストを分類すると、

  • 要約本
  • 参考書
  • 問題集

といった幅広いラインアップがあります。

今の学力や残り期間によって使うべきテキストは違うんですね

勉強ができない人ほど、ここを間違っているため注意が必要です。

おすすめの参考書や問題集を知りたい場合は下記記事を参考にしてください。

 

勉強量を増やすことも大切ですが、質が伴っていないと効果は半減しますよ。

働きながら、通学しながらだと勉強時間の確保は難しいと思うので、少しでも負担を減らせるように、質を意識してみてください。

出題傾向の把握が合格点を取るために必要です

大阪府教員採用試験の採用人数

今回は、大阪府教員採用試験の教職・一般教養をテーマに「ボーダーや出題傾向」の話をしました。

MEMO
  • 教職・一般教養の目標は6割
  • 出題数の多い科目から手をつける。
  • 頻出事項を理解して、質を意識する。

科目・範囲ともに膨大な教職・一般教養を攻略するには、戦略がかなり重要です。

せっかく勉強しても、適当にやってしまうと、まったく出ない科目・分野に時間をかけてしまう恐れがあります。

教養の他にも、対策することは多いので、効率性を意識しておくことが大切です。

効率性を意識するには出題範囲を知って、科目や分野を絞ることが重要。

出題範囲については、下記記事を解説しているので参考にしてください。