教員を目指している人
このような悩みを解決できる記事を書きました!
この記事では、「論文で頻出のテーマ3選」という内容で書いていきます。
福永
論文のテーマは大きく分けて、3つありますよ!
- 教職に関するもの
- 自身に関するもの
- 複合
全国的に多いのは「教職に関するもの」なので、特に狙われそうな3テーマを紹介します!
後半では、自治体のテーマ(一部)もまとめているので、参考にしてくださいね。
それでは、見ていきましょう!
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【必見!】教員採用試験 論文で頻出のテーマ3選
論文試験で頻出のテーマを3つ紹介します。
- いじめへの対応
- 不登校への対応
- 発達障害への対応
テーマ①:いじめへの対応
いじめの認知件数は年々増加しており、とくに小学校の低学年の増加が目立っています。
いじめの内容は「悪口、冷やかし」がダントツで1位。
最近はSNSを使ったいじめが増加傾向にありますよ。
原因や対策法など自分の考えや文部科学省の通知などを整理しておくようにしましょう。
例題
いじめは子どもたちの心身に重大な影響を及ぼす深刻な問題です。
あなたは、いじめについてどのように考えますか。
また、あなたは、教員として、いじめの防止・根絶のため、日頃の教育活動において、どのように取り組んでいきますか。
子どもたちに育みたい能力や態度等を踏まえ、具体的に書いてください。
テーマ②:不登校への対応
不登校も年々増加傾向にあり、教育問題となっています。
とくに、小学校1年生から学年が上がるにつれて不登校になる率は高い。
小学校6年生から中学校1年生に上がるときに問題となる「中1ギャップ」の影響などが理由ですね。
社会的背景なども考えながら対策するようにしましょう。
例題
学校は、全ての児童生徒が豊かな学校生活を送るところです。
しかし、様々な要因で、登校しないあるいはしたくともできない、いわゆる不登校児童生徒もいます。
あなたは、全ての児童生徒が豊かな学校生活を送れるよう、教員としてどのように取り組みますか。
具体的に述べなさい。
テーマ③:発達障害への対応
特別支援学級のほかに、通常学級でも発達障害をもった子どもが増えているのを知っていますか。
特別支援学校を志望していなくても、発達障害をもった子どもの対応をする可能性が増えているんですね。
また、学習指導要領でも学びの困難さがいわれており、対応力が必要となっていますよ。
今後も、発達障害を含めた特別支援教育は、すべての学校で実施されるものと認識しておくことが大切です。
例題
「発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対する教育支援体制整備ガイドライン~発達障害等の可能性の段階から、教育的ニーズに気づき、支え、つなぐために~」(平成29年3月文部科学省)に、
特別支援学校は、地域における特別支援教育のセンターとして、各学校の要請に応じて、教育上特別の支援を必要とする児童等の教育に関し必要な助言又は援助を行うよう努めることが、示されています。
特別支援学校のセンター的機能の具体的内容を二つあげ、それぞれについて、あなたは特別支援学校の教員として、どのような取組みを行いますか。
教職教養の知識が必要なので、勉強も必須ですね!
番外編:学習指導要領
学習指導要領に関するテーマも、まだまだ頻出ですよ!
例題
小学校学習指導要領(平成29年3月告示)では、質の高い理解を図るための学習過程の質的改善に向けて、どのようなことが求められていますか。
また、そのことを踏まえ、あなたは授業実践においてどのように取り組みますか。
あなたの考えを具体的に述べなさい。
番外編:ICT(情報)教育
小学校でプログラミング教育が始まるなど、教育現場にICTが導入されつつあります。
例題
インターネットやスマートフォン、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などの普及に伴い、教育現場ではこれまで以上に情報モラル教育の充実が求められています。
今、学校ではこれらの情報メディアに関してどのようなことが問題になっていますか。
また、今後、児童生徒に対し、どのような指導や教育が必要ですか。
学校で起きている問題の原因や背景にも触れながら、必要な指導や教育のうち、あなたが取り組みたいことについて具体的に述べなさい。
【全国】教員採用試験 論文のテーマ
本サイトでも一部自治体の出題テーマをまとめています。ぜひ、参考にして対策をしてください。
教員採用試験 論文のテーマまとめ
本記事では、論文のテーマをまとめていました。
論文で点数を取るには、「知識+文章力」が必要ですよ!
まずは教職教養の勉強をしっかりしましょう。
そして、合間を見つつ、文章力を鍛えていくことが大切です。