滋賀県民
このような悩みを解決できる記事を書きました。
今回は、「勉強すべき科目を知る2つのテクニック」というテーマで話していきます。
福永
結論からいうと、過去の出題データを知ることがポイントです。
- 科目ごとの出題数
- 出る分野
これを知らないと、無駄な勉強ばかりすることになりますよ。
データを公開しつつ、解説していきます。
記事を読めば、「何から勉強するのか」わかるはず。
さっそく見ていきましょう!
関連記事:滋賀県教員採用試験 倍率は全国7番目の高さ!合格に必要な情報まとめ
タップできる「もくじ」
滋賀県教員採用試験 一般・教職教養の傾向
一般・教職教養試験は一次試験に実施されます。
- 試験科目
- 試験時間・問題数
- 配点
知っておくべき傾向を解説します。
傾向①:試験科目
- 教職教養科目
- 一般教養科目
この2科目が試験科目です。
それぞれの詳細は次のとおり。
教職教養科目
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育時事
- ローカル
教員として必要な知識から出題がありますよ。
詳しくは「【まとめ】教員採用試験 教職教養を対策せよ|特徴や勉強方法を解説!」をご覧ください。
一般教養科目
- 人文科学:国語、英語
- 社会科学:日本史、世界史、地理、政治、経済
- 自然科学:数学、物理、化学、生物、地学
中学~高校までに勉強した科目から出題がありますよ。
見てのとおり、科目が多いです。
詳しくは「教員採用試験 一般教養の科目を解説【ない自治体も】」をご覧ください。
傾向②:試験時間・問題数
- 試験時間:60分
- 問題数:30問
こういった試験構成になっています。
1問2分で解かないと試験時間内で解き終えることができません。
出題形式は全問マークシートで、5~6つの選択肢から1つを選んで解答します。
科目ごとの出題数を後述しているので、確認してくださいね。
傾向③:配点
- 中学校
- 高等学校
これらの校種を志望する人は、配点比率があるので注意。
次のとおりです。
- 中学校→教養:専門=1.5:2.5
- 高校→教養:専門=1:3
教養試験はサクッと対策することがポイントですね。
滋賀県教員採用試験 一般・教職教養の過去問データ
出題された問題例(PDF)をまとめています。
- 2019年(令和2年度)
- 2018年(平成31年度)
問題形式や内容の確認に使ってみてください。
なお、過去6年間の出題範囲データを「【過去問データ】滋賀県教員採用試験 教養を効率よく勉強するテクニック」で公開しています。併せてご覧ください。
2019年(令和2年度)
2018年(平成31年度)
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滋賀県教員採用試験 一般・教職教養の勉強法
勉強できない理由は何だと思いますか?
結論からいうと、「勉強する科目」が分からないからです。
そのために、次の2点を把握することがポイント。
- 科目ごとの出題数
- 頻出分野
それぞれデータを公開しているので、参考にしてください。
ポイント①:科目ごとの出題数
過去3年間の出題数をまとめているので、参考にしてみてください。
科目 | 2020 | 2019 | 2018 |
---|---|---|---|
教育原理 | 3 | 6 | 3 |
教育法規 | 3 | 3 | 4 |
教育心理 | 3 | 3 | 3 |
教育史 | 1 | ||
教育時事 | 3 | ||
ローカル | 3 | 2 | 5 |
国語 | 3 | 3 | 3 |
英語 | 3 | 3 | 3 |
日本史 | 1 | 1 | |
世界史 | |||
地理 | 1 | 1 | 1 |
政治 | 1 | 1 | |
経済 | 1 | 1 | |
数学 | 3 | 3 | 3 |
物理 | 1 | 1 | 1 |
化学 | 1 | 1 | 1 |
生物 | 1 | 1 | |
地学 | 1 |
ポイント②:頻出分野
先日、下記ツイートをしています。
最近思うけど、どんなに頑張っても「正しい勉強」をしないと点数は取れないですよね。
わかりやすい例だと参考書の使い方。未だに「1ページ目」から勉強している人を見かけるけど、そこ出るの?と問いたい。一方である単元だけボロボロの人はちゃんと意味を持って勉強しているんだなって思う←重要!
— 福永 真@教職コンサルタント (@kyosai365) April 25, 2020
結論から言うと、どの科目も全範囲を勉強する必要はないです。
理由は簡単でして、科目によって、出てくる分野にパターンがあるから。
例えば、教育法規って、多くの条文があって嫌じゃないですか?
僕も、暗記カードを使って無駄にたくさんの条文を覚えた記憶があります。
今思えば、すごく時間を無駄にしたなと・・・。
- 「地方公務員法」
- 「教育基本法」
- 「学校教育法」
教育法規を勉強するなら、この3つに手を出せばOK。
理由は出題率が高いから。
データを一つお見せします。
過去6年間(2020年〜2015年)の出題分野を一覧にしたデータです。
見ての通り、「地方公務員法」は6年連続、100%の出題がありますね。他の2つは80%ほど。
6年間で13個の条文から出題されていますが、全部を勉強しなくても点数を取る対策ができますよね。
教養試験で重要なことは「割り切り」です。
必要な科目・部分を徹底して鍛え、いらないところはバッサリ捨てる。この割り切りが上手な人が合格するのです。
全科目のデータを「【過去問データ】滋賀県教員採用試験 教養を効率よく勉強するテクニック」で公開しています。有益な情報なので参考にしてくださいね。
繰り返しになるけど、筆記試験は「専門試験」で点数を稼いで、教養は平均を目指す。
この考えを持っておかないと、短期間で合格を目指すことは厳しいかと。
解説した2つのポイントは繰り返し頭に叩き込むようにしましょう!
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滋賀県教員採用試験 一般・教職教養の対策法
勉強することはわかったけど、暗記が苦手・・・。あと、どんな参考書使えばいいかな。
こういった悩みを解決できる、おすすめの記事を紹介します。
対策①:おすすめの参考書
- 参考書
- 問題集
- 過去問集
これらのテキストを上手く使うことが点数をあげるために必須です。
ダメな人は、用途を無視して使っていますよ。
おすすめを「【キャリア11年目の僕が選ぶ】教員採用試験 おすすめの参考書3選」で紹介しています。
対策②:効果的な覚え方
一般知能を除き、本質は暗記です。
覚えれば覚えただけ点数を取ることができますよ。
暗記するためには方法がありまして、ヒントは復習です!
詳しくは「【勉強法】教員採用試験 覚え方を解説|復習が重要です!」で解説しています。
滋賀県教員採用試験 一般・教職教養まとめ
本記事では、滋賀県教員採用試験の一般・教職教養をまとめていました。
- 科目数が多い
- 範囲が広い
こういった特徴のある試験なので、苦手な人は多いです。
しかし、次の2点を確認することが攻略へのポイント。
- 科目ごとの出題数
- 頻出分野
これを知れば、勉強の方向性を決めることができますね。
そうすれば、短い時間でも効率よく点数を取れますよ。
出来ることから、やっていきましょう。
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