どうも福永( @kyosai365)です。
今回は「静岡県教員採用試験の個人面接」をテーマに話していきます。
- 個人面接の傾向
- 面接カードの内容
- 過去の質問内容
静岡県がどんな教員を求めているか知っていますか?
次のような人物を求めています。
- 教育者として求められる使命感、倫理観、教育に対する誇り、教育的愛情の維持・向上を図る教員。
- 進撃に学び続ける姿勢を持ち、地域社会との関わりの中で豊かな人間性の向上を図る教員。また、「有徳の人」づくりを担う一人として、常に児童生徒の規範となるように行動する教員。
「こういう人物を採用したい」という採用者側からのメッセージです。
面接試験でも、質問されることが増えているため、内容を理解しましょう。
福永
参考にしてください。
関連記事:【合格率24%】静岡県教員採用試験 倍率の推移|対策ロードマップ
タップできる「もくじ」
静岡県教員採用試験 個人面接の傾向
個人面接は2回実施されます。
- 1回目:一次試験
- 2回目:二次試験
面接を通して受験者の「人柄」や「教師としての資質」などを評価します。
一次試験
- 試験時間:10分
- 面接官:3人
一次試験では「積極性」や「社会性」などの人間力を評価します。
項目ごとにA~Eの5段階で評価をつけます。
福永
二次試験
- 試験時間:20分
- 面接官:3人
二次試験では「専門性」や「教師としての資質」をメインに評価します。
項目ごとにA~Eの5段階で評価をつけます。
福永
面接カード
面接は事前に提出する面接カード(志願書)を参考にします。
今までの経験をもとに書くため、自己分析を徹底してやりましょう。
内容は次のとおりです。
- 氏名
- 性別
- 年齢
- 正規教員歴
- 現在の職業
- 在住都道府県
- 部活動、ボランティア歴(中学~
- 指導可能な部活動
- 大学での研究事項
- 趣味・特技
- 資格・外国語能力
- 教員を志望する理由について、志望する校種・教科・科目を踏まえて書いてください。
- あなたが理想とする「教師像」を書いてください。
- これまでの経験・実績・得意分野等を活かして、教員として取り組みたいことを書いてください。
作成するうえでの注意点などを「教員採用試験 面接カードの書き方|自己分析が重要【添削方法あり】」でまとめています。
静岡県教員採用試験 個人面接の質問内容
評価項目に関連した質問をされます。
過去に聞かれた内容をまとめているので参考にしてください。
一次試験
次に関連する質問があります。
- 導入
- 積極性
- 思考力・判断力
- 協調性
- その他
それぞれまとめています。
導入
- 昨日はよく眠れましたか。
- 緊張していますか。
- 会場までどうやって来ましたか。
積極性
- 教員になりたい志望動機は何ですか。
- 自己啓発していることはありますか。
- リーダーシップをとった経験はありますか。
思考力・判断力
- 課題を見つけて、改善した経験を教えてください。
- 失敗から学んだことはありますか。
- クラスでいじめが発覚したら、どのように対応しますか。
協調性
- 苦手な人はいますか。
- 人と接する中で大切にしていることはありますか。
- 集団で活動するときに、気を付けていることはありますか。
姿勢
- あなたのどこが教員に向いていると思いますか。
- 教員の不祥事についてどう思いますか。
- あなたの苦手なタイプの人が保護者にいたらどうしますか。
自分の言葉で回答できるように準備しましょう。
なお、「静岡県教員採用試験 一次面接マニュアル」でも質問を公開しています。
併せてご覧ください。
二次試験
一次試験の内容に加えて、次の項目に関する質問があります。
- 専門性
- 教師としての資質
- 教育時事
それぞれまとめています。
専門性
- 志望する教科の魅力は何ですか。
- 理想とする授業を教えてください。
- 授業を通してどんな子どもを育てたいですか。
教師としての資質
- 組織の中で行動するうえで1番大切にしていることは何ですか。
- 辛いときはどんな方法で解決していますか。
- 意見の合わない教員がいたらどうしますか。
教育問題
- SNSの危険性をどう捉えていますか。
- 今回の新型ウイルスを乗り越えていく中で、今後の教育はどうすべきだと思いますか。
- 最近の子どもたちに足りないことは何だと思いますか。
なお、「静岡県教員採用試験 個人面接マニュアル」でも質問を公開しています。
併せてご覧ください。
静岡県教員採用試験 個人面接まとめ
本記事は静岡県教員採用試験の個人面接をまとめていました。
面接対策の基本は「想定される質問をもとに事前回答を用意すること」です。
面接では、今までの経験からの「学び」や「思い」をもとに将来性を見せつけないといけません。
そのためには自己分析が必要です。
時間を見つけて、少しずつ考えてみましょう!
以上です。