横浜市教員採用試験の合格ラインは?試験科目と勉強法を5STEPで解説

  • 横浜市の一般教養はどんな試験科目がでるの…。
  • 合格ラインは何点くらいなの…。
  • 試験科目が多くて、何から手をつければいいの…。

横浜市教員採用試験を目指している受験者さんの中には、こんな悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

僕は12年間ほど教採の指導をしていますが、筆記試験、とくに一般教養で悩んでいる受験者さんは多いです。

一般教養は、試験科目も出題範囲も膨大なので、何も知らない状況で手をつけるのは無謀なことなんですよね…。

例えるなら裸の状態で消火活動をしているくらい無謀なことだと僕は思います。

そこで今回は横浜市教員採用試験を受験する人が一般教養で成果をだしやすくなるための情報や手順を5つのSTEPで解説していきます!

本記事を読めば、対策が難しい一般教養も正しい指標のもと勉強することができますよ!

無駄な努力をしたくない人は必見です!

【横浜市教員採用試験の勉強法】STEP①:試験科目を知ろう

まずは試験科目を知ることからはじめましょう!

一般教養試験とは科目の多い大学入学共通テスト(センター試験)のようなもので、科目の多くが高校までに学んだ内容です。

横浜市教員採用試験では、「教職教養」と「一般教養」に大別でき、さらに細分化されているんですね。

試験科目⓵:教職教養

教職教養は「教員として知っておくべき知識や法律」のことで、次の4科目から出題があります。

  • 教育原理
  • 教育法規
  • 教育心理
  • 教育史

この他にも、最近の教育問題や文部科学省の資料(=教育時事という)からも出ることがあるため、普段から教育ニュースには注目しておきましょう。

試験科目②:一般教養

一般教養は「中学~高校までに学んだ知識」のことで、次の8教科14科目から出題があります。

  1. 国語
  2. 社会(日本史 / 世界史 / 地理 / 政治・経済・公民)
  3. 英語
  4. 数学
  5. 理科(物理 / 化学 / 生物 / 地学)
  6. 音楽
  7. 美術
  8. 保健体育

この他にも最近の時事(選挙とか、国家予算など)や世界遺産など、社会人としての一般常識や雑学なども出題されています。

一般教養の過去問

ここでは横浜市教員採用試験(一般・教職教養)の過去問を3年分まとめています。

実際に見て試験レベルや内容を確認してみましょう!

試験時間は60分で、配点は100点です。

令和4年度(2022年度)の問題と解答

横浜市教員採用試験 一般教養・教職専門の過去問をダウンロードする(PDF)

令和3年度(2021年度)の問題と解答

横浜市教員採用試験 一般教養・教職専門の過去問をダウンロードする(PDF)

令和2年度(2020年度)の問題と解答

横浜市教員採用試験 一般教養・教職専門の過去問をダウンロードする(PDF)

現時点で何点取れるのか把握してくださいね。

見てのとおり、試験科目は多いのでやる気をなくしてしまったのではないでしょうか?

でも、このような悩みは受験者なら誰でも経験しているので、そんなに気にすることはありません。

問題は、この悩みをどうやって解決していくかです。

次の章では、目指すべき合格ラインを解説していきたいと思います。

【横浜市教員採用試験の勉強法】STEP②:合格ライン(目標点)を理解

続いて、何点くらいとれば合格できるのかを解説していきます。

一次合格者の決定方法

一次試験の合格者は「一般教養(100点)」と「教科専門(100点)」の合計点で決定する。

横浜市教員採用試験の合格最低点は公開されていませんが、受験者さんからの情報をみる感じ100点~120点がボーダーとなりそうです。

▼参考資料:一次試験の合格最低点

図1:受験者さんからの情報

図1のようにある教科の合格最低点は101点でした。

教科によって多少の変動はありますが、得点が取りやすい教科専門で7割をとり、一般教養は5割以上を一つの目標にするといいでしょう。

次の章では、具体的に勉強する科目を解説していきます。

【横浜市教員採用試験の勉強法】STEP③:勉強する科目を決定しよう

STEP①で解説したように、一般教養は試験科目も範囲も広いので、どのように勉強を進めていけばいいか悩んでいる受験者さんは多いです。

一般教養のよくある悩み

・どの科目から勉強すればいいの…。
・どこから手をつけたらいいの…。
・科目も範囲も広いから諦めようかな…

このような悩みがあります。

とはいえ、STEP②で解説したように一般教養の目標は5割~なので全科目を勉強する必要はありません

むしろ全科目を勉強すると無駄な努力になってしまうので注意が必要です。

そこで重要なのが、科目ごとに優先順位をつけて勉強すること。

▼参考資料:過去3年間の科目別問題数

図2:科目別の問題数一覧

図2をみると、科目ごとに問題数が違いますよね

1問しかでない物理や経済に時間を使うなら、複数の出題が予想される教育原理や数学を勉強した方が効果的です。

まずはこのデータ(図2)をもとに、勉強する科目を決めてみましょう!

次の章では、具体的にどこから手をつけると効率的なのか紹介していきます。

【横浜市教員採用試験の勉強法】STEP④:出題範囲を把握して無駄を減らそう

勉強する科目が決まっても、いきなり参考書や問題集を使ってはいけません。

なぜなら、まだどこが重要なのか把握できていないからです。

簡単にいうと、科目ごとに「よくでる分野」と「勉強するだけ無駄な分野」があるので、それを把握しないで勉強するの?ってことですよ。

実はこのSTEPが勉強を効率よくするか、無駄な努力を積み重ねるかの分かれ目なので理解しながら読んでください。

出題範囲を知るためには少し作業が必要で、次の2つを準備してください。

  • 過去問10年分
  • 参考書(おすすめはオープンセサミシリーズ)

作業は簡単で、過去問を見ながら「どの科目の何が出ていたのか」を一覧化していくだけで完成します。

▼参考資料:教育原理の出題一覧

画像2
図3:過去10年間の出題一覧(横浜市)

図3のように、教育原理は「学習指導要領」と「特別支援教育」それから「生徒指導」の3分野だけ勉強すれば点数が取れることがわかると思います。

何も知らないまま出題範囲すべて(13分野)を勉強するのは、無駄な努力としか言えないですよね・・・。

また、捨て科目についても、出題範囲を把握しておけば効率よく選択することができます。

▼参考資料:自然科学(生物)の出題一覧

図4:過去10年間の出題一覧(横浜市)

▼参考資料:自然科学(化学)の出題一覧

画像2
図5:過去10年間の出題一覧(横浜市)

例えば、自然科学の生物(図4)と化学(図5)を見るとどちらも出題は1問です。

生物(図4)は出題傾向がバラバラなので高校のときに習っていない受験者さんは捨て科目にするといいでしょう。

一方で化学(図5)は捨て科目にしてもいいんですが、出題傾向が把握しやすい(物質の変化が頻出)ので参考書の該当部分だけでも勉強すると1問拾えるかもしれないですよね。

繰り返しになりますが、科目ごとに「よくでる分野」と「勉強するだけ無駄な分野」があるので、無駄な時間を消費しないためにも出題傾向を理解して勉強してみてください。

とはいえ、過去問10年分をかき集める手間や、科目・分野を分類する手間、初めて勉強する人が分類を間違えてしまうリスクなどもあるかと思います。

そこで下記記事で全科目のデータを公開しているので参考にしてください。

関連記事【横浜市教員採用試験】一般教養をラクして勉強するためのノウハウを紹介

【横浜市教員採用試験の勉強法】STEP⑤:問題集をこなそう

勉強する科目・分野が決まれば、いよいよ参考書・問題集を使いながら勉強していきましょう。

おすすめの参考書や問題集は下記記事で紹介しています。

関連記事教採で本当に使える参考書・問題集は?一般教養のおすすめ5選を紹介

また、参考書や問題集を使って、どのように進めていけばいいのかについては以下の記事で解説しています。

関連記事【初学者向け】教員採用試験 勉強方法を徹底解説!

【横浜市教員採用試験の勉強法】一般教養の対策まとめ

本記事は横浜市教員採用試験の一般教養を攻略する方法を5つのSTEPで解説していました。

勉強をするよりも前の準備がとても重要だとわかったのではないでしょうか?

再度、おさらいです。

横浜市教員採用試験 一般教養の勉強法5STEP
  1. 試験科目は「教職教養」と「一般教養」
  2. 合格ラインは5割~6割
  3. 問題数の多い科目から勉強をはじめる
  4. 出題頻度の高い分野を把握する
  5. 決めた参考書・問題集を繰り返す

ネットを探せば多くの情報を得ることができますが、誰が書き込んでいるか不明な掲示板や更新頻度・情報が古いデータをどれだけ見ても時間の無駄です。

その点、このサイトには過去のデータ(過去問)に基づく体系化された情報が詰まっているので読まない理由がないんですよね。

無駄な努力、時間を消費したくない方にはおすすめです。

重要なことなので繰り返しになりますが、一般教養は試験科目・範囲が膨大なので「何から・どこから勉強すればいいか」をしっかり把握して勉強してください。

「何から・どこから勉強すればいいか」については下記記事で全科目のデータを公開しているので確認してみてください。

今回は以上です。

関連記事【横浜市教員採用試験】一般教養をラクして勉強するためのノウハウを紹介