茨城県教員採用試験が難しい理由は3つ!合格率や受かる対策方法を解説!

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大学生
大学生

茨城県の教員を目指しているのですが、採用試験は難しいのでしょうか?どうやって勉強していったらいいか教えてください。

このような疑問を解消します。

福永
福永

残念ながら、茨城県教員採用試験は難しいです…。

この記事では、茨城県教員採用試験が難しい理由や合格率から具体的に合格するまでの手順を解説していきます。

今日から合格に向けて勉強をスタートできるので、参考にしてみてくださいね!

それではよろしくお願いします。

関連記事【都道府県別】教員採用試験の難易度は?簡単・難しい自治体を紹介

茨城県教員採用試験が難しい3つの理由

結論から言えば、茨城県教員採用試験は難しいです。

理由は次の3つ。

  • 競争試験だから。
  • 試験内容が多いから。
  • 面接重視だから。

1つずつ解説していきます!

理由①:競争試験

一つ目の理由は、競争試験であること。

簡単に言えば、合格できる人数が決まっており、成績順に合格者が決まる試験のことを意味します。

資格試験(例えば保育士)の場合は、100点満点のうち60点(6割)以上が合格基準として設定されているので、極端な話、100人全員が一緒に受かることもできるわけです。

しかし、競争試験である茨城県教員採用試験の場合、どんなに実力があっても、周りより成績が悪ければ合格できないため、難易度が高くなります

また、年に1回しか受験のチャンスがない一発勝負である点からも難しいと言えるでしょう。

福永
福永

合格基準も人数によって変動するんですよね…。6割の成績で合格できる年度もあれば、8割あっても不合格ってこともあるわけです

理由②:試験内容が多い

二つ目の理由は、試験内容が多いこと。

教員採用試験は「教員としての資質や適性」を評価する試験なので、筆記試験の他にも面接や小論文など多くの試験が実施されます。

参考)令和4年度の試験内容

試験内容
筆記試験教職教養 / 教科専門
人物試験小論文 / 個人面接 / 集団討論 / 実技試験
多すぎるね…。

合格者は、総合得点の上位から決定されるので筆記も人物もバランスよく対策しなければいけません。

働きながら、通学しながら多くの対策をしないといけないので難しいと言えますね。

福永
福永

試験ごとに基準点があります。1つでも基準を満たしていなければ、総合点で合格ラインを超えていても落ちるんですよね…。

理由③:人物重視

人物重視である点も難しい理由の一つです。

茨城県教員採用試験は、筆記試験(一次)に合格すれば二次試験を受けることができます。

二次試験は面接や小論文などの人物面を評価する試験で構成されているのですが、これがとても厄介。

というのも、筆記試験と違い面接や小論文は不透明な点が多く対策がしにくいです

どれだけ頑張って対策しても、面接官や採点者との相性など、ある程度の運も絡んできます。

また、配点が約50%を占めている点からも、試験を難しくしている理由と言えるでしょう。

大学生
大学生

競争試験だから合格できる人数が決まっている。

②少ない時間で筆記も面接も対策する必要がある。

③相性や運も必要な人物が重要視される…。

努力が報われない試験なのか…。これは難しい!

茨城県教員採用試験の合格率は?

続いて、合格率から茨城県教員採用試験の難易度を確認してみましょう。

文部科学省のデータによると平成24年度から令和4年度までの平均合格率は27.0%で、全国平均25.4%よりも高い結果となっています。

年度合格率受験者合格者
令和4年度
(2021年実施)
31.1%3,3861,054
令和3年度
(2020年実施)
36.9%2,7931,030
令和2年度
(2019年実施)
35.2%2,797985
平成31年度
(2018年実施)
31.8%2,761877
平成30年度
(2017年実施)
31.1%2,920908
平成29年度
(2016年実施)
26.5%3,002795
平成28年度
(2015年実施)
25.1%3,198803
平成27年度
(2014年実施)
24.4%3,310806
平成26年度
(2013年実施)
20.2%3,114630
平成25年度
(2012年実施)
18.7%3,187597
平成24年度
(2011年実施)
19.0%3,212609

直近3年間の合格率は平均34.2%なので少しは上昇していますが、約3人に1人しか合格できない状況は簡単とはいえませんね。

このように合格率からみても難しい試験であることに違いはありませんが、傾向を把握して対策すれば、合格の可能性を引き上げることはできますよ

福永
福永

教科ごとや試験ごとの結果が知りたい場合は「茨城県教員採用試験の倍率はどれくらい?過去の推移を教科別に紹介!を確認してください。

次の章で具体的な対策方法を解説しますね!

茨城県教員採用試験に受かるための手順

ここまで解説してきたとおり、茨城県教員採用試験は簡単に受かることができません。

少しでも合格の可能性を上げるには、試験内容と傾向を理解して効率よく対策することが重要です

とはいえ、試験内容は幅広いので何から手をつければいいか悩む人が多いのも事実。

参考)茨城県教員採用試験の内容

試験内容
一次試験教職教養 / 教科専門
二次試験小論文 / 個人面接 / 集団討論 / 実技試験
令和4年度の試験内容

そこでここからは、勉強を始める手順を紹介していきます。

手順1:学習計画を立てる

教員採用試験は「出願 ⇒ 一次試験 ⇒ 二次試験 ⇒・・・」というプロセスで試験が進んでいきます。

まずは試験の流れを把握して、学習計画を立てることが大切

ゴール(試験日)から逆算して考えることで、いつまでにどんな目標を達成すればいいのかがわかりやすくなるからです。

参考)茨城県教員採用試験の流れ

茨城県教育委員会の説明会(セミナー)

年末から4月頃にかけて大学や予備校などで開催されています。

・年内~1月:前年度試験の振り返り
・2月~4月:今年度の詳細

強制参加ではありませんが、モチベーションを上げたり、面接のネタが増えたりするかもしれないので、暇だったらいきましょう。

なお、県内に限らず、他県でも行う場合もあります。

出願手続き(4月上旬~4月下旬)

電子申請を原則としています。

提出書類は採用後も使用されるので、過不足なく入力しましょう。

一次試験(6月下旬)

筆記試験(一般・教職教養と専門教養)が実施されます(一般選考の場合)。

※令和4年度から試験日程が移動しました!

一次試験の合格発表(8月上旬)

筆記試験、個人面接の合計点で合否が決定されます。

一次試験に合格すると二次試験を受験。

二次試験(8月中旬)

面接試験を中心に、実技試験(一部科目)が実施されます。

最終合格(10月初旬)

二次試験に合格すると採用候補者名簿に登載され、面談等を行ったあと翌年4月1日付で採用。

このように説明会から最終合格まで長い月日がかかります。

試験内容も幅広いのでどの試験が必要なのか把握して計画性を持って対策しましょう。

福永
福永

何が必要かを把握するだけではなく、必要ないものを計画の時点で切り捨てるのも大切。

手順2:過去問を入手する

おおよその計画が立てれたら、過去問を入手しましょう

過去問は「こういったレベル、内容の問題を出すから勉強してきてくださいね」という採用者側からのメッセージだからです。

参考)茨城県教員採用試験の過去問が入手できる場所

茨城県庁3階 行政情報センターで見ることができます。

上記の場所にて教養試験、専門教科の過去問をコピーすることができますよ。

福永
福永

手っ取り早く入手したいなら「協働出版社の過去問シリーズ」がおすすめです!

手順3:専門教科から勉強をはじめる

過去問を入手したら、専門教科から勉強をはじめましょう

なぜなら、配点が高いからです。

参考)茨城県教員採用試験の配点

校種教養試験専門教科
小学校150点440点
中学校150点400点
高等学校150点300点
特別支援学校150点400点
養護教諭150点400点
栄養教諭150点400点
※実技のある教科は専門+実技で00点。

このように教養に比べて約3倍の配点なんですね。

また、合格者の決定方法は専門教科の得点をベースに決めるので、できるだけ高得点が取れると有利

専門教科で点数が取れないと合計点を上げることができないので、早い時期から勉強できるといいでしょう。

関連記事【3分で理解】教員採用試験 専門科目の勉強法を4ステップで解説

手順4:教職教養は科目選びが重要

教職教養は勉強する科目や範囲を把握することからはじめましょう

理由は闇雲に勉強しても無駄が多いからです。

例えば、教育法規の出題分野を一覧にしてみると…。

教育基本法も学校教育法も100%出ています

また、学校保健安全法は3年連続で出題があるので、今後のトレンドとも理解できますね。

過去問は最後の力試しで使うのではなく、「何を勉強するのか」を知るための道具として活用することを徹底してください。

ただでさえ試験科目が多いので、必要・不必要を把握することが重要。

詳しい出題傾向は下記記事で解説しています。

関連記事茨城県教員採用試験の教職教養で落ちる勉強法3つと解決策を紹介!

手順5:面接・論文対策は早めに着手する

面接(二次試験)の合格率は平均55.2%と高めですが、10人に4人は落ちます。

面接で落ちる理由は、筆記対策ばかりに気を取られてしまい、面接・論文対策が遅い、もしくはきちんとしないからです。

総合得点の上位から、順次合格者を選ぶことを原則とします。ただし、「個人面接」「集団討論」「小論文」「実技試験」「口述試験」のうち一つでも一定の基準に達しない方は不合格とします。

茨城県教育委員会

未だに筆記試験で高得点を取れれば合格できると思っている人は一定数いますが、採用方針にも面接重視と明記されていることから注意が必要。

面接や論文は、筆記試験と違い解答(正解)がないため、すぐに対策をはじめることが難しいです。

早めに傾向を把握して取り組むようにしましょう。

関連記事【これで対策できる!】茨城県教員採用試験の論文テーマ(過去問)を紹介

関連記事茨城県教員採用試験 集団討論の過去問|流れを把握して対策しよう。

関連記事【面接対策で重要なこと】茨城県教員採用試験で聞かれた質問とコツを解説

早めの対策で合格率を上げよう!

本記事は茨城県教員採用試験が難しい3つの理由と対策の手順5つをまとめていました。

再度、内容のおさらいです。

  • 茨城県教員採用試験が難しい3つの理由
    ・競争試験だから
    ・試験内容が幅広いから
    ・人物重視だから
  • 茨城県教員採用試験の合格率
    ・過去10年間の平均は27.0%
    ・直近3年間の平均は34.2%で上昇傾向
    ・約3人に1人しか合格できないので簡単ではない
  • 茨城県教員採用試験を突破する5つのプロセス
    ・学習計画を立てる
    ・過去問を入手する
    ・専門教科から勉強をはじめる
    ・教養試験は科目選びが重要
    ・面接・論文対策は早めにやる

数年前に比べると合格率は上昇しているため、受かりやすくはなっています。

しかし、試験内容は幅広く、科目も範囲も膨大なので対策なしで合格することは難しいです。

少しでも合格に近づくには傾向を把握し、効率よく勉強することがポイント。

ぜひ、このサイトを活用して茨城県の教員になってくださいね。一緒に頑張りましょう!