静岡県教員採用試験の難易度は?合格が難しい3つの理由と対策法5つを紹介

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大学生
大学生

静岡県の教員を目指していますが、静岡県教員採用試験は難しいですか?合格するには何から対策をはじめればいいか教えてください。

このような悩みを解決できる記事を書きました。

結論を最初に言うと、静岡県教員採用試験は難しいですよ!

そこで本記事では静岡県教員採用試験が難しい理由と合格するためのコツを紹介していきます。

少しでも合格の可能性を高めたい人は参考にして対策をはじめていきましょう!

なお、他県の難易度が知りたい場合は下記記事をご覧ください。

関連記事【都道府県別】教員採用試験の難易度は?簡単・難しい自治体を紹介

静岡県教員採用試験の合格率は平均より低い

結論からいうと、静岡県教員採用試験の難易度は高いです。

文部科学省のデータによると平成24年度から令和4年度までの平均合格率は22.3%で、全国平均25.4%よりも低い結果となっています。

年度合格率受験者合格者
令和4年度
(2021年実施)
22.6%2,673603
令和3年度
(2020年実施)
22.5%2,804631
令和2年度
(2019年実施)
24.3%2,749669
平成31年度
(2018年実施)
25.9%2,739710
平成30年度
(2017年実施)
23.9%2,836677
平成29年度
(2016年実施)
22.2%2,933650
平成28年度
(2015年実施)
23.4%2,996701
平成27年度
(2014年実施)
22.9%3,016690
平成26年度
(2013年実施)
21.8%3,118680
平成25年度
(2012年実施)
18.7%3,229605
平成24年度
(2011年実施)
18.2%3,285598
出典:公立学校教員採用選考試験の実施状況:文部科学省 (mext.go.jp)

直近3年間の合格率は平均23.1%なので少しは上昇していますが、約4人に1人しか合格できない状況は難しいと言えます。

では、何が難しいのか。その理由を解説していきます。

福永
福永

教科ごとの倍率は「静岡県教員採用試験の倍率は高い?過去の推移を教科別に紹介」でまとめています!

静岡県教員採用試験が難しい3つの理由

静岡県教員採用試験が難しい3つの理由を紹介します。

  • 試験科目が多い
  • 筆記試験の点数だけじゃない
  • 経験の差が出やすい

それぞれ見ていきましょう。

理由1:試験科目が多い

一つ目の理由は試験科目が多いこと。

その数15科目以上!

教科科目
教職教養教育原理 / 教育法規 / 教育心理 / 教育史
一般教養人文科学:国語 / 英語 / 音楽 / 美術 / 保体
社会科学:地理 / 歴史 / 政治 / 経済
自然科学:数学 / 物理 / 化学 / 生物 / 地学
専門教養志望する教科、学習指導要領

試験レベルは中学~高校1年くらいなので難しくないですが、覚えることがとても多いです。

試験が難しいと思われる最大の原因は、この科目の多さと言っても過言ではないでしょう。

理由2:面接重視の傾向

二つ目の理由は面接試験の重要度が高いこと

実は、最近の教員採用試験は面接の比重が大きく、筆記試験が満点でも簡単に落とされています。

というのも、最終合格者は面接試験(一次、二次)の成績を基準にしているので、筆記で点数が高くてもあまりアピールにならないんですね。

また、筆記試験は努力に比例して点数は上がりますが、面接は不透明な点が多く、何をしたら合格できるのかわかりません。

もちろん、面接対策を何もしないよりは合格率を上げることはできますが、面接官との相性や運も絡んでくるので難しいと言えるでしょう。

理由3:経験値の差がでやすい

経験の差がでやすいところも理由の一つです。

というのも、教員採用試験は大学生だけではなく、実際の教育現場で指導している教師や講師も多く受験しています。

受験者の2割~3割は何回か受験を経験しているため、試験を知っていることは大きなアドバンテージといえます。

では、少しでも合格の可能性を上げるにはどうすればいいのか。具体的な策を紹介していきます。

静岡県教員採用試験に合格する手順5つ

ここまで解説してきたとおり、静岡県教員採用試験は簡単に受かることはできません。

少しでも合格の可能性を上げるには、試験内容と傾向を理解して効率よく対策することが重要です

とはいえ、試験内容は幅広いので何から手をつければいいか悩む人が多いのも事実。

参考)静岡県教員採用試験の内容

試験内容
一次試験教職・一般教養
専門教科
個人面接
※2実技試験
二次試験個人面接
集団面接
※1論作文
※2実技試験
令和4年度の試験内容

※1 高校、特別支援学校の志望者
※2 一部の教科

そこでここからは、勉強を始める手順を紹介していきます。

手順1:学習計画を立てる

教員採用試験は「出願 ⇒ 一次試験 ⇒ 二次試験 ⇒・・・」というプロセスで試験が進んでいきます。

まずは試験の流れを把握して、学習計画を立てることが大切

ゴール(試験日)から逆算して考えることで、いつまでにどんな目標を達成すればいいのかがわかりやすくなるからです。

参考)静岡県教員採用試験の流れ

静岡県教育委員会の説明会(セミナー)

年末から4月頃にかけて大学や予備校などで開催されています。

・年内~1月:前年度試験の振り返り
・2月~4月:今年度の詳細

強制参加ではありませんが、モチベーションを上げたり、面接のネタが増えたりするかもしれないので、暇だったらいきましょう。

なお、県内に限らず、他県でも行う場合もあります。

出願手続き(4月上旬~5月上旬)

電子申請及び郵送での出願を行います。

提出書類は採用後も使用されるので、過不足なく入力しましょう。

一次試験(7月初旬)

筆記試験(一般・教職教養と専門教養)と個人面接、実技試験(一部の科目)が実施されます(一般選考の場合)。

一次試験の合格発表(8月上旬)

筆記試験、個人面接の合計点で合否が決定されます。

一次試験に合格すると二次試験を受験。

二次試験(8月中旬)

面接試験を中心に、実技試験(一部科目)が実施されます。

最終合格(10月初旬)

二次試験に合格すると採用候補者名簿に登載され、面談等を行ったあと翌年4月1日付で採用。

このように説明会から最終合格まで長い月日がかかります。

試験内容も幅広いのでどの試験が必要なのか把握して計画性を持って対策しましょう。

福永
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何が必要かを把握するだけではなく、必要ないものを計画の時点で切り捨てるのも大切。

手順2:過去問を入手する

おおよその計画が立てれたら、過去問を入手しましょう

過去問は「こういったレベル、内容の問題を出すから勉強してきてくださいね」という採用者側からのメッセージだからです。

参考)静岡県教員採用試験の過去問が入手できる場所

静岡県庁 総合庁舎 本館2階の行政資料コーナーで閲覧・コピーすることができます。

上記の場所にて教養試験、専門教科の過去問をコピーすることができますよ。

福永
福永

手っ取り早く入手したいなら「協働出版社の過去問シリーズ」がおすすめです!

手順3:専門教科から勉強をはじめる

過去問を入手したら、専門教科から勉強をはじめましょう

なぜなら、配点が高いからです。

参考)静岡県教員採用試験の配点

校種教養試験専門教科
小学校50点100点
中学校50点100点
高等学校50点100点
特別支援学校50点100点
養護教諭50点100点
栄養教諭50点100点
※実技のある教科は専門+実技で100点。

このように教養に比べて2倍の配点なんですね。

また、合格者の決定方法は専門教科の得点をベースに決めるので、できるだけ高得点が取れると有利

専門教科で点数が取れないと合計点を上げることができないので、早い時期から勉強できるといいでしょう。

関連記事【3分で理解】教員採用試験 専門科目の勉強法を4ステップで解説

手順4:教職・一般教養は科目選びが重要

教職・一般教養は勉強する科目や範囲を把握することからはじめましょう

理由は闇雲に勉強しても無駄が多いからです。

例えば、教育原理の出題分野を一覧にしてみると…。

サンプル

このように13分野すべてを勉強しなくても4分野に集中すれば点が取れそうですね!

ただでさえ試験科目が多いので、必要・不必要を把握することが重要。

詳しい出題傾向は下記記事で解説しています。

関連記事【静岡県教員採用】一般教養の合格ラインは?試験科目を解説【過去問あり】

手順5:面接・論文対策は早めに着手する

面接(二次試験)の合格率は平均55.2%と高めですが、10人に4人は落ちます。

面接で落ちる理由は、筆記対策ばかりに気を取られてしまい、面接・論文対策が遅い、もしくはきちんとしないからです。

最終合格者は個人面接の点数が高い順に並べ、各試験内容の評価を総合的に判断して選考する。

引用:静岡県選考の手順について

未だに筆記試験で高得点を取れれば合格できると思っている人は一定数いますが、採用方針にも面接重視と明記されていることから注意が必要。

面接や論文は、筆記試験と違い解答(正解)がないため、すぐに対策をはじめることが難しいです。

早めに傾向を把握して取り組むようにしましょう。

関連記事【落ちる理由】静岡県教員採用試験 面接シートの書き方と過去問を徹底解説!

関連記事静岡県教員採用試験 集団面接の過去問|評価に必要な3つの項目

関連記事静岡県教員採用試験の小論文テーマは?過去問と対策法を解説!

傾向を把握して効率よく対策しよう!

本記事は静岡県教員採用試験が難しい3つの理由と対策法5ステップをまとめていました。

再度、内容のおさらいです。

  • 静岡県教員採用試験の合格率は平均より高い
  • 静岡県教員採用試験が難しい3つの理由
    ・試験科目が多い
    ・面接重視の傾向
    ・受験者の差
  • 静岡県教員採用試験を突破する5つのプロセス
    ・学習計画を立てる
    ・過去問を入手する
    ・専門教科から勉強をはじめる
    ・教養試験は科目選びが重要
    ・面接・論文対策は早めにやる

数年前に比べると合格率は上昇しているため、受かりやすくはなっています。

しかし、試験内容は幅広く、科目も範囲も膨大なので対策なしで合格することは難しいです。

少しでも合格に近づくには傾向を把握し、効率よく勉強することがポイント。

ぜひ、このサイトを活用して静岡県の教員になってくださいね。一緒に頑張りましょう!